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2023.08.08

これは本当にマズイ・・・。

専務取締役 マネジメント本部長

志村 和哉

皆さん、こんにちは!

本日はリフォームのお話です!

最近、リフォーム・リノベーションのご相談が増えいています。
先日お話させて頂いたお客様(S様とします)のお家の状況がビックリする感じでしたので、
ご紹介していきたいと思います。

S様邸は、築30年で外壁塗装を既に2階もやっているお家だそうです。
ですが、外壁の割れが酷く、塗装もすぐに劣化してもう塗装業者は信用できないと
いうことでnattoku住宅にお越しくださいました。
S様は70歳代のご夫婦です。
外壁塗装かサイディングを上張りしたいというご相談でした。

とにかく酷いということでしたので、すぐに訪問させて頂きました。

北側の面は、とても素敵な洋風の外観で30年とか40年経過しているようなお家に見えない位
綺麗です。
しかし、西側から南側に向かって回ってみると、ビックリする光景が待っていました・・・。

モルタルの外壁がとにかく全体的に割れてしまっているんです。

説明がありません説明がありません
特に酷かった部分は、バルコニーですね。
完全に水が入ってしまい、もはや危なくてバルコニーの外には出れません。

説明がありません
また1F部分の角2か所の外壁が割れていたので、おそらく水が入って柱も良くない状態になっていると推測して、
後日解体してみると・・・、

 

やはり柱も土台も土台付近は白蟻被害も重なり、何もありません。
壁だけで持たせていたことになります。
直下型の地震が今来たら・・・(汗)
これは本当に危なかったです。


この柱をこの状態で取ることはできないと判断して、横に新しい柱を入れて補強を開始しました。
説明がありません
補強後は、こんな感じですね。
壁も耐力壁として強く、耐水性もあるパーティクルボードを張り、補強を行いました。

実は、このような箇所がもう一か所あったので同じように補強を行いました。
これでもう安心です!
またバルコニーも撤去し、この面(南面)の外壁を全て撤去し、これからやり直します。
目下工事中になります。
通常の外壁塗装では済まず、結果的に大規模工事になってしまいました。
他の面も同じようであれば、正直新築をオススメしたくなるレベルのリフォームになってしまうところでした。

私達は、新築をする業者として一言言いたいのは、新築当時にキチンとした施工をしていれば防げたということです。
こういった状況を目の当たりにすると、私達新築住宅を扱う業者として身の引き締まる思いになります。
本当に酷くて、残念な気持ちになりました。
将来のお客様に迷惑を掛けない様、しっかりとやるべきことはやっておく必要があるという事を痛感しました。

S様は、これまでおそらく長い間このことに悩みに悩まれてきたと思います。
毎日駐車場の清掃をご主人がされていて、雑草一つ
すら生えていないくらい綺麗です。
またお庭もお花ですとかすごく手入れをされていて、メチャクチャ綺麗です。
ですので、この状況を毎日見られて心を痛められていたと思うと切なくなります。

これまで2回行った外壁塗装業者もおそらくこうなる前兆は確認できていたと思われます。
最近なった状況ではありません。
同業者としてとても残念でなりませんが、これからは私達が全てお悩みを解消していきたいと思います。

建築業界の闇の部分ですね。

nattoku住宅は、将来も喜んで頂くお家を作っていきますので是非ご安心ください!

専務取締役 マネジメント本部長

K.Shimura 志村 和哉

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