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2024.03.24
なんてこった・・・、今後の変動金利はどうなる??
皆さん、こんにちは!
本日は、先日日銀よりマイナス金利の解除が発表され、私も含め気になっている
「変動金利が上がるのか??」についてです。
私も変動金利で住宅ローンを借りている一人ですので、いちユーザーとして、今後の変動金利は
どうなるのかを調べてみました。
まず知っておいた方が良い金融用語で、変動金利に関係するワードは「短期プライムレート」です。
「短期プライムレートとは?」
銀行が最優良の企業(業績が良い、財務状況が良いなど)に貸し出す際の最優遇貸出金利(プライムレート)のうち、1年以内の短期貸出の金利を「短期プライムレート」(略して「短プラ」)といいます。
各銀行さんは、この短プラの金利1.475%に1.0%を上乗せした2.475%を店頭金利=基準金利(定価みたいなもの)としてしています。
変動金利は、この基準金利から各銀行の優遇金利(値引き)を引いて、0.5%とか0.6%とかの金利になっています。
ここで不安になっている理由は、短プラは日銀の政策金利に影響を受けるため、今回上がるのではないか?ということですね。
下の表も見てみましょう。
ここからは、予想の範囲を脱しない話になりますという前提(絶対ではないということ)で、お話をさせてもらうと、
マイナス金利政策が2016年に発表されましたが、その前2009年から銀行さんの基準金利2.475%は
現在まで変わっていません。
マイナス金利政策があっても、短期プライムレートには影響しなかったということです。
一応今回は、市場の金利調整方針としては、0%~0.1%をとしているようなので、近い将来に0.1%は上がる可能性があります。
仮に0.1%上がってもそれ程大きな影響は出ないと考える方が普通かと思います。
いずれ景気や物価が上がって来た場合は、金利は上がっていくものですが、短期的な見方をすると
直ぐには上がらないと思っていいのかなと思います。
しかも、現在は銀行さん同士が、住宅ローンの取り合いをしていますので、幸いにも値下げ合戦になっており、住宅ローンを借りる方には追い風の状態です。
勝手な結論ですと、直ぐには変動は上がらないので、安心してください!ってことになります。
しかしながら、ここでご理解頂きたいのは、住宅ローンを利用して住宅ローンを建てようと考えている方は、直ぐに上がらないから「じゃぁ、大丈夫!」とはならないということです。。
理由は、円安、物価高、原油高、2024年問題(時間外労働に関する問題)、2025年省エネ義務化、4号特例縮小等々、建物価格に影響を及ぼす内容が非常に多くなってきていますので、残念ながら建物価格は近い将来上昇し、その後も上昇し続ける可能性が高いです。
賃金も同じく上がっていければいいですが、大抵賃金は会社が潤ってから反映されていくと思うので、
新築やリフォームをご検討されているお客様は、絶対に早い方がお得と言えるのは、ほぼ間違いないのではないでしょうか?
ご判断が難しい状況かと思いますが、一度上がった価格は下がってくることはまずないという事実を踏まえて、是非住宅づくりについて前倒しでご検討された方が良いと思います。
詳しいお話は、是非弊社のコンシェルジュにお気軽にお問合せください!
それでは、今から土地探しのお打合せに行ってまいります!!