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STAFF BLOG

スタッフブログ

2022.12.17

やはりガラパゴスでした。

代表取締役社長

久保 淳

すいません。ネガティブなブログを書きます。

住宅オタクが更に挑戦していく悔しさなのでお許しください。

世界各国の取引先から連絡が入り、コロナ前には行っていた展示会周りを再開しようと展示会情報を調査していました。

ダメージが大きいのはアメリカの展示会もヨーロッパの展示会もスケールが違い過ぎるし考え方も全然先を行っている。

手間をかける部分も考え、その国の国民を豊かにしようと本当に考えられてある。考えがそもそもグローバル。

日本の市場もメーカーも本当に閉鎖的で自国の省庁の為の認定が多すぎる。JISもJASも…。

僕はお客様に喜んで頂けるマテリアル、デザインを素直に伝えたい。

ヨーロッパの家具、フレグランス、雑貨のレベルは本当に高い。

日本にも漆塗りから大工仕事まで職人の技術、デザインがあった。工場で家が作られる様になり、価格競争ばかりしている。

なんだろう?自分達の製品に自信を持ち価値を上げて行かなければ豊かにならないのに。

このたった3年間で世界の住宅作りから、遅れを感じます。

災害国の日本は、耐震性能などは高いと考えます。怯えながら家作りをしている土壌です。

これは当然。法規制が強化しているので地場ビルダーが伸びて行く。我々もそのトレンドに合わせて成長の機会を頂けた。

小さな工務店は法規制や仕入れコストで太刀打ち出来ない環境なんです。

四半世紀挑戦し、お客様が増えて頂き自社開発まで出来る環境になり私共は有難い状況になれた。

本当にお客様に感謝を伝えなくてはいけない。

実際大手ハウスメーカーの単価が高くなりすぎて、消費者が手に入らなくなりました。

彼らが出来る事は土地を押さえて建築条件付き。

そもそもこの考えが豊かでは無いのです。

そもそも住宅メーカーの戦略は、どうでも良いので話を戻します。

耐震・断熱などの直接コスト以外に認定、申請などのコストは、住宅価格のアップにも繋がっています。

お客様に仕様が良く、コスパも良い物をお伝えしたい。

この悩みに常に挑戦をしてきました。その挑戦は高い標準仕様になってますので結果良かった。

しかし日本の住宅デザインはまだまだ世界との壁があります。日本の展示会に世界中の関係者がワクワクして来る様な物にしなきゃ。

デザイナーもメーカーも全員で力を合わせて、こんな未来にしましょう。

ガラパゴスな住宅マーケットじゃ駄目だ。

絶対に負けない。

絶対お客様に豊かなデザインを提供する。

その一心で常に世界のトレンドを調査し、出来る事を実践します。皆様も是非楽しみにして下さい。