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2024.09.09
万が一の対策として。医療費の上限を知っておきましょう。
医療費の上限額があるのを知っていますか?
日本国民はみな月々に支払う医療費の上限額が決まっています。
もしこの先、住宅を購入したら住宅ローンに+医療費という時が来るかもしれません。
例えば住宅ローンが120,000円に医療費が300,000円でその月の支払が420,000円?(; ・`д・´)
本記事をお読みいただければライフプランニングの一端として、戦々恐々とするイメージが少しは拭えるかもしれません。転ばぬ先の杖として、知識をご共有できればと思います。
さて、まずは自己限度額です。これはその人の月に支払う医療費の上限額です。下図“自己負担限度額”を参照ください。
注意いただきたいのは区分ア~ウの方の“総医療費”に注目です。 ここは医療費がかかったらかかった分だけ自己限度額が上がります。
例えば・・・区分ウで月の総医療費が1,000,000(10割)の方の自己限度額は87,430円です。
80,100円+(1,000,000-267,000円)×1%
では何で300,000万円請求されるのでしょうか・・・
それは、限度額適応認定証を持っていないからです。 逆に限度額適応認定証を持っていれば自己限度額以上の請求はありません。(実費でかかる差額部屋代・食費・病衣・タオルなどは別請求)
では、限度額適用認定証をどう取得するのか。これはマイナンバーカードをお持ちであればほとんどの医療機関でその場で自分の区分が分かります。同時に適応してくれます。(役所でも取得可能ですが、同月内に医療機関へ持っていかなければその月の適応はありません)
さて、万が一の時にかかる負担について少しは肩の荷が下りたでしょうか。
日本の社会保障はとても手厚いですね。 引き続きよろしくお願いいたします。