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2024.02.03

住宅に雨水貯留タンク設置は必要か?

専務取締役 マネジメント本部長

志村 和哉

皆さん、こんにちは!

今日のテーマは「雨水貯留タンク」についてです。

お正月に起きた能登半島の大地震で、現在も尚大変な生活を強いられておられると
連日ニュースで映像が流れております。
その中で、トイレの水が困るというお話をよく聞きます。

トイレの水って流すのにどれくらいの水の量が必要かご存知でしょうか?

ざっくりですが、大:6~8L、小で4~6L位使用します。

4Lで大きなペットボトル2本分、6Lで3本分。
かなりの量ですね・・・。

これを断水している場合に用意しないとならないのは、かなりしんどいお話です。
被災地の方々が屋根から落ちてくる雨をバケツなどに貯めて、トイレで使用するためと言われている映像を見た時に、これは備えておくべき必要があるかなと思い、雨水貯留タンクを調べてみました。

一部の行政では、助成金を出しています。
湖西市・静岡市・富士市・富士宮市・三島市・函南町・沼津市等で助成金を出して、雨水タンクを
推奨しているようです。
金額などは市町村によって異なりますので、各市町村のHPをチェックしてみてください!

例えばですが、静岡市HPにも記載があります。


100Lから助成されたり、200L以上のタンクを設置すると助成金が出るなど、市町村で要件が異なるので、ご自分の市町村をチェックしてみてください。

助成金が出る出ないはともかくとして、災害時の「備え」は、ある程度しておいた方が良い
時代になったかもしれません。

太陽光などもその一環で、設置しておくのは、ランニングコスト低減にもなりますし、
今後の蓄電池、電気自動車等への対応を考えた時に検討の余地があるかと思います。

今後は、省エネや耐震だけでなく、「防災」(レジリエンスって言うようです)も新築時の重要なキーワードになります。耐震も防災になるかと思いますが、起きた時の備えの部分も付け加えて検討することが急務と言えます。

住宅会社としての責任がさらに強くなったと感じていますので、防災に関する情報も随時
発信してまいりたいと思います。

専務取締役 マネジメント本部長

K.Shimura 志村 和哉

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