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2023.02.10

信じるか信じないかはあなた次第

専務取締役 マネジメント本部長

志村 和哉

皆さん、こんにちは!

今回は、住宅ローンのお話です。

ここでお話する内容は、私の勝手な勝手な私見です(汗)ので、
信じるか信じないかはあなた次第(笑)、となりますが、
少し最近の住宅ローンについて勉強してみたいと思います。

最近、原油高、物価高騰、戦争、コロナ等々様々なネガティブニュースで
新築を建てることを躊躇ってしまう方も少なからずいるかと思います。

ネガティブニュースの実影響で資材が高騰し、ここ1~2年で随分住宅の価格が上がってしまいました。
住宅の価格が2割以上上がった住宅会社も!
ローコスト住宅と言われている会社さんも、ほぼ当社と同じ金額という話を聞いて
皆さんも相当苦労されていると思われます・・・。
今も住宅設備機器等の値上げの話が来ています。。

ですので、お客様が新築を建てる事に二の足を踏むのも理解できます。。

そんな状況ではありますが、今日は、何をお伝えしたいかと言いますと、
資材の高騰で値段が上がっているのですが、それよりも今注意しておかないといけないのは、
住宅ローンの金利なんです。

本題に入ります。
住宅ローンには、大きく分けて固定金利、変動金利がありますが、
固定金利は、実際に少し上がってしまいましたね。
今後も上がる可能性があります。


まだ変動金利は、過去最低の金利水準なので、今建てる方はまだとても安い金利で購入可能です。
今後、住宅ローンを組むなら間違いなく「変動金利」をオススメします。
おそらく過去最低金利が出ます!

理由は、固定金利は長期プライムレートに連動しているのですが、ここは日銀が一定の変動を許されているからなんです。
実際に近年では最も高い金利水準になっているらしいです。
つまり今住宅ローンを変動金利の方がお得で安心!と言えると思います。

しかしながら、変動金利の低金利がこのまま続くかというと、
ちょっと先行き不透明な感じになって来たと感じていますので、政府や日銀の動向には
注視していかないとならないと思っています

日銀の黒田総裁は、先日の会見では、まだ大規模な金融緩和策を維持すると言っておりましたが、
元々この異次元金融緩和策というのは、物価が上がれば賃金も上がるはず!という考えのもと
10年程前より始まった施策です。

アベノミクス覚えておりますでしょうか?
大規模な金融緩和策は、アベノミクスの3本の矢の1矢の目玉施策だったと思います。
毎年、物価上昇率2%を目標としていることも知っておいてください。

しかし、結果的に物価が上がっても賃金は上がらないという結果になってしまったのは隠しようがない事実ですね。

グラフ編】現実:日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率 ...グラフ編】現実:日本の平均年収は、世界最低水準の伸び率 ...

今後短期的には、おそらくこの金融緩和策を急には変更しないと思われますが(上げられないというのが正しいと思われる)、
黒田総裁の任期は、2023年4月であり、その時に政策変更になる可能性もあります(無いでしょう。あっては困ります・・・)。
残念ながらどうなるか分からないという事です。
私が不安になる理由は、なにせこの施策は成功しているとは言えないと思うからなんです(汗)。

あとは、短期プライムレート(変動金利に影響する)は今後10年は上がらないという見方があるので、
その通りになれば嬉しいですが、そうならないと基準金利が上がる可能性もあります。

基準金利は、過去ほとんど上がっていないので、上がらないと信じたいですが。
■基準金利は、商品でいうところの定価(上代)みたいなもの
■店頭価格は、商品の販売価格(売値)みたいなもの・・・銀行側の判断

誰も将来の金利のことは、分からないという前提です。
おそらく基準金利は、5~10年単位で変動しないと言われていますが、

そうであれば、安い金利のうちに変動金利でローンを組むことで、
元金も減らしておくことができて、将来のリスクを軽減できる
と考えることができます。

どうしても資材高騰で住宅価格が上がっているので、二の足を踏むとありましたが、
結論的には、国も物価上昇2%を目指しているので、住宅価格は下がらないということです。
原材料、建材メーカー等も一度上げたらそれを下げられる要素が無いため、
価格は残念ながらもう下がって来ないと考えざるをえません。

将来、金利上昇し、資材は上がり続けると余計に建てるのが難しくなってくるので、
それよりは、「安い金利(変動金利)で早く借りて、元金を減らしておく」ことの方が
住宅ローン攻略と将来へのリスクヘッジという
考え方になるのではないでしょうか。

皆さんなら、どのように考えますか??
また皆さんのご意見をお聞かせください!

 

専務取締役 マネジメント本部長

K.Shimura 志村 和哉

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