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2023.05.21
鉄骨と木造の違い
こんにちは!
掛川店の鈴木です。
今回は、木造住宅と鉄骨住宅の比較についてご説明いたします。
※木造住宅→在来工法 鉄骨住宅→軽量鉄骨
よく比較されるこの内容ですが、今回は「性能」「コスト」「家創り計画」の観点でお伝えいたします。
~性能編~
性能→①耐久性②保温性③耐震性④防火性 こちらの観点で比較していきます!
①耐久性 ※法定耐用年数の場合
木造 22年 ※長期優良住宅の認定基準であれば100年程度→nattoku住宅は長期優良住宅の認定基準の家です。
鉄骨 27年 ※鋼材が3mm超、4mm以下のもの 実際にはメンテナンス、立地によるが50-60年程度
②保温性
木造 保温性〇
鉄骨 保温性△
具体例:鉄のブランコと木のブランコだと鉄の方が冷たいですよね。。鉄は熱伝導率が高いため対策が必要です。
③耐震性
木造 耐震性〇 ※nattoku住宅は許容応力度計算のため◎→詳しくはお尋ねください!
鉄骨 耐震性◎
④防火性
木造 防火性〇 ※火事になった際に構造の表面が炭化するためすぐに倒壊することはない
鉄骨 防火性◎ ※火事になった際、鉄骨は500-600℃で鉄骨が変形してしまうため倒壊のリスク高い
※火災温度
ISO834では、標準火災温度 1時間945℃ 2時間1049℃ 3時間 1110℃と定めております。
~コスト編~
木造 初期コスト↓
鉄骨 初期コスト↑ 木造に比べ、重量があり、地盤改良費用、保温性の対策(断熱材や外壁材のコスト↑) 木造の1.5-2倍かかるとされております(ざっくり)
~家創りの計画~
木造 間取りの制限(大空間によっては途中で柱が必要になるケースも) 3階建て以上では構造計算がより難しくなる
鉄骨 大開口の間取り 3階以上の建物の場合強い
どこを取るのか、お客様の計画、予算感によって変わってまいりますが、私見としましては「木造住宅」をお勧め致します!
さらに木造住宅の在来工法であるnattoku住宅の仕様についてもご興味を持ってくださるとうれしいです!
カッコ良いお家だけでなく、丈夫で長持ちする家を目指しております☆
詳しい話を聞きたい方は掛川店 鈴木まで☆