スタッフブログ
2023.08.11
マニアックな建築金物の話(^^♪
皆さん、こんにちは!!
先程お客様と一緒にモデルハウスに行ってきましたがとんでもない暑さですね( ;∀;)
ですので、モデルハウスの中は涼しくて快適です!
比較がしやすくて、ありがたいと言えばありがたいですね(笑)
今一緒にモデルハウスに行ったお客様は、お土地からお探しとのこと。。
土地探しは、独自の手法があるので、キチンとした情報でご提案できます!
必ず良い土地を見つけますので、どうぞご安心くださいね!
今からどんなお家になるのかワクワクしています!!
さて、今日は先日現場に行ってきまして、普段皆さんが見ることがない「金物」についてご紹介します。
最近の建物が構造的に強くなっている大きな要因は、この金物なんですね。
いろんな種類があるので、全部をご紹介できませんが、こういったマニアックな部分に興味を持って頂くと
住宅づくりもさらに奥が深くなり、楽しくなるかも⁉です(笑)
では、マニアックな方お付き合いください(^^♪
まず、こちら・・・、
ホールダウン金物(引き寄せ金物ともいう)ですね。
基礎と柱、土台を緊結する金物です。
地震で柱が基礎から抜けてしまうことを防ぐための金物です。
阪神大震災当時には、2階建て住宅を建てる際に構造計算の義務付けがなく、
接合部に使用する金物も定められていませんでした。
そのため、多くの住宅に被害が出ました。
2000年から義務付けされていますが、噂ではこの金物を意図的に少なくしたりしている住宅があるらしいので、
注意が必要です。
お次はこちら。
筋交いに取付する筋交い金物です。
木造住宅では、筋交いという斜めに補強材をいれますが、その補強材を筋交いと言います。
この筋交いをただビス止めすのではなく、こういった金物を使うことで
強度を高めることが出来ます。
ビスも専用のものを使う必要があります。
次の金物はこちらです。
クランクコーナー
この金物は、柱と横架材(梁など)を接合します。
この辺りはだいぶマニアックかもですがかなり使用量の多い金物です。
さて、次いきましょう。
羽子板ボルトです。
柱と桁、梁と桁など直角に交わる二つの部材を、より強力に緊結させる金具のことをさします。
羽子板のような形状なので、羽子板ボルトというそうです。
これはたくさん使用しているので、現場ですぐに見つけることができると思います。
あと少し・・・。
次の金物です。
写真は、火打梁です。同じく床下に使用する火打ち土台についてです。
床組および小屋組の隅角部に用いる構造金物になります。
台風や地震時に、床組みや小屋組みの変形を防止する耐震補強金物の役割を果たします。
1階の床や土台の隅角部に施工するものは火打土台、2階の床や小屋組に施工するものは火打梁と呼ばれています。
これも現場に行くとよく見かける金物です。
さてようやく最後です。
ここまでお付き合いを頂きありがとうございました(笑)
こちらは、制振ダンパーです。
この制振ダンパーについては、各住宅会社によって設置している材料がかなり異なります。
ただし、制振ダンパー自体は、必須ではなく構造計算する上でモノによっては
構造計算の邪魔をしてしまうタイプもあるので、要注意です!
耐震と制振は、考え方が異なるのでこれを設置する場合には、専門的な知識が必要となります。
nattoku住宅はこの制振ダンパーにも構造計算を自社で行っている関係で、こだわりがあります。
是非、気になる方はお聞きくださいね!
いろんな金物をご紹介しましたが、弊社では全棟構造計算を行っていますので、
構造的にとても安心かと思います。
現場で実際の金物をご覧になられたい方は、是非お気軽にお申し付けください!
現場にてご案内を致します。
ちなみにnattoku住宅は全棟構造計算されていて、耐震等級3を取得しているので
構造にはものすごく自信があります!
したがって、「10年の地震建替保証」を付けています。
構造のお話は、耐震等級3を取得していれば良いというものではありません。
この耐震等級3にはいろいろグレーな部分がありますので、
是非直接弊社スタッフにお聞きください。
知識は身を助けることになります。
nattoku住宅は、デザインだけではありません(笑)
是非こういった構造や性能についてもお話できれば嬉しいです!
では、住まいづくりがんばっていきましょう!!