スタッフブログ
2015.10.07
なぜ餅を投げる
みなさん、こんばんは!!
あなたのハートに刺激を与える
スパイスコンシェルジュの工藤です。
本日は私が担当させて頂いている
H様邸の上棟でした。
H様、おめでとうございます!!!!
昨日、今日と2日間作業でここまで出来上がりました。
完成がとても楽しみです!!
今日の夕方から上棟式を行い、
そのあとお餅投げをしました。
昔に比べだいぶ減りはしましたが、西部地区では今だにお餅投げの風習があります。
お餅投げ楽しいですよね!
私、大好きです!(猛爆)
投げる方は大盤振る舞えで殿様になった様な気分でめちゃめちゃ楽しい!
もちろん、拾う方もめちゃめちゃ楽しい!(笑)
そもそもこのお餅投げ、
なぜお家を建てる時にやるのか知ってますか??
諸説ありますが
上棟式でのお餅投げは、
「散餅銭の儀」という災いを祓うための儀式の中で、餅と銭をまく事がもとになっているようです。
家を建てることは大きな厄災を招くという考えがあり、
その厄を避けるために餅や小銭をまいて他人に持って帰ってもらうという説があります。
古い時代には、家を建てるということは、(地域)の共同体による共同作業でした。
「家を建てる」=「富がある」ということの象徴で、その富を地域の共同体で分け与えることで、
厄災(家を建てられない人の嫉妬も有ったと思います)を避けるために、
神饌であり保存食でもある『餅』や富の分配の形としての『小銭』をまく(分配する)ことが、
地域の共同体の中での生活を円滑におこなうための習慣だったようです。
平安時代から鎌倉時代にかけて上棟式そのものの習慣が広まり、
一般庶民も行うようになったのは江戸時代からだそうです。
地域によって風習は様々で投げるものも異なるようです。
地域によっては、こんぶ、するめ、大根などがまかれます。
遠州地域では、餅やお金以外に、駄菓子、手ぬぐい、ミニ俵などを投げます。
※大根をまく地域では、大根は消化がよく「胸が焼けない」ことから「棟が焼けない」と火伏せにつながるとの意味があるそうです。
この時に撒かれた餅を焼いて食べる事は火事につながるといわれ、絶対に焼いて食べてはいけません!
餅投げの最初に投げるのが
四方餅(角餅、四隅餅など様々な言い方があります。)
東西南北の神様への感謝で投げるお餅です。
通常のものより数倍大きなお餅なので、餅投げの際に争奪戦が起こることもあります(笑)
投げる順番があり、北東→南西→北西→南東の順に投げます。
四方餅を投げ終わると、お餅投げ本番です。
メインは紅白の丸いお餅で、
丸い形の由来は諸説ありますが、
ご近所にかどを立てないで仲良くします、
何かあってもまるくおさまりますように、との意味があると言われています。
なぜお餅は紅白なのか?
敵味方の区別無く、一同に介したらおめでたいということで、
源平合戦の際に、赤と白の旗印に分かれて戦った事が由来しているという説が有力だそうです。
また、赤色が赤ちゃん、白色が死や別れを意味し、その2つの色を組み合わせることによって、
人生そのもの(人の一生=ハレの舞台)を表しているからという説も有ります。
中国では、赤はめでたい色として有名です。
日本人の感性、美意識も関係しており、要は白色と赤色を組み合わせる事で、
赤い色が最も美しく爽やかになると感じたようです。
どうですか?勉強になりましたか??
すべてネットから引用してみました。(猛爆)
すいません・・・。
お餅投げの意味を知らない人に教えてあげて下さいね☆
コンシェルジュ 工藤
kudo@nattoku.jp
H様、本当におめでとうございますっ!!