スタッフブログ
2017.11.12
今日は真面目な相続税のお話し。
皆さん、こんばんは!
–
先日、おそらく人生で初めてだと思いますが「富山県」に
行ってきました。
やっぱり静岡よりも寒かったですね。
でも、昔ながらの家もあったりと雰囲気はとっても良い場所でした。
–
今回富山には黒部ダムに観光しに行った訳ではありません。
住宅のお勉強に行って来ました。
内容は、ここではお伝えしませんが、また納得はパワーアップしますよー!
是非、ご期待くださいませ!
–
–
さて、今日は相続税の初歩的な話しを一つします。
–
全部はここで語り切れないので、ご安心を(笑)。
完全に眠くなってしまう話しですが、知っているといないとでは
人によっては何百万円も違って来てしまう可能性が高いので、
少し知識を持っておきましょう!
–
まずは税率から!
相続税の早見表 | ||
課税額 | 税率 | 控除額 |
1,000万円以下 | 10% | – |
3,000万円以下 | 15% | 50万円 |
5,000万円以下 | 20% | 200万円 |
1億円以下 | 30% | 700万円 |
2億円以下 | 40% | 1,700万円 |
3億円以下 | 45% | 2,700万円 |
6億円以下 | 50% | 4,200万円 |
6億円超 | 55% | 7,200万円 |
–
億単位になるともはや良く分からないレベルになりますが、
こうやって対象になると高い税率で税金がかかります。
ただし!資産に全部この税率がかかる訳ではありません。
掛かったら、国はホントに鬼ですね(笑)。
一定額の控除額がありますが、大きな額を支払うことになるので
まずは税率が高いことを認識しましょう。
–
続きまして、これも基礎知識です。
相続税は、2015年に改正があったのはご存知でしょうか??
元々は、控除額の計算は、
旧【 5000万円×1000万円×法定相続人 】
↓↓↓↓↓
新【 3000万円×600万円×法定相続人 】
–
これだけでもなかなか理解がしづらいかと思いますので、
例えば、
旧基礎控除額では、遺産が8000万円までは相続税がかからなかったのが、
新基礎控除額で言えば、4800万円の遺産を超えるとかかるようになった
ということです。
いわゆる「増税」されているんですね<`~´>
–
対象になる人が増えたので、国が税収を増やすためにやっていることになります。
これは社会保障などの負担を賄うためにも必要なこと!と
ここでは、考えておきましょう・・・。
–
こういう人がいました。
うちには現金4800万円もないから大丈夫!
これは大きな間違いですので、気をつけてくださいね。
土地や建物も資産ですので、当然相続の対象になっていきます。
土地がいっぱいある方は、うらやましいですが(笑)要注意です。
–
現金で納税することから、現金で支払うために
土地を売却したりする必要も出て来たりするそうです。
–
二世帯住宅などを建てられる時には、贈与税も関係してきますので、
特に二世帯住宅を建築する方は、贈与税や相続税について
知識があった方が得策です。
贈与税の控除額の方が、対象になる方が多いですね。
贈与とは、住宅をつくる時で言えば、
親御さんなどから、もらうお金のことです。
難しくいうと、住宅資金贈与の非課税枠といいます。
簡単にいうと資金援助とかしてもらうと思いますが、そのことですね。
この贈与税は、住宅取得用であれば、2016年1月1日~2019年3月31日までは、
消費税が8%なので、一般住宅は700万円まで、
長期優良住宅などは、1200万円までの控除があります。
申告が必要になりますが、ちゃんと知っていれば無駄な税金が
掛からないで済みます。
本当に税金は、知らないと損をしますので、しっかりお勉強をしておくことを
オススメします。
分からなければ、税務署に確認しても良いと思います。
分かり易く教えてくれますいよ!
–
あとで大きな損をすることにならないように
上手く節税というのでしょうか、適切な納税が出来るよう
お勉強しておきましょう(^^♪
–
–
今日の格言ではありませんが(笑)
「住宅づくりでは、いっぱい税金を払うことになる」
これを覚えておいてくださいね。
事前の対策が重要です!