スタッフブログ
2016.10.01
最近お客様からよく聞く残念な話
皆さん、こんばんは!
さて、今日は最近お客様とお話をしていてよくあるお話です。
あるお客様を題材に書きますが、これは1件や2件ではないことを前置きにさせて頂きます。
あるお客様A様とします。
このA様、家を創るとすればHMだろうということで総合展示場へ行きました。
あるHMとその後折衝することになったのですが、とにかく二言目には営業マンが「契約」、「契約」と迫ってきます。
お客様は当然「内容も詰まっていないので、もう少し検討してから・・・」と言うと、決算なので値段が上がります、
とか値引きができるのは今月までですとか。
お客様は、実際に建てた家を見てもいなかったり、全然要望とは違った家だったりするので、まだそのHMと先に進める状態にないところ
なのに、営業マンの猛攻撃を受けているようです。
そんな時にお客様から私に相談があるという話なんですね。
今までもこのような営業の仕方があったようですが、最近特にあるHMの会社名を聞きます。
なぜにそんな必死なんでしょうか??
裏目に出ていると思いますが・・・汗。
ただ、営業の仕方は、各社色々でしょうから私どもがとやかく言う権利はありませんが、
お客様にとって住まいづくりは、一生で一回の人生が懸った大事業のはずです。
そんな大事な事業をいとも簡単に決断させようとするやり方ってどうなんでしょうか??
お客様が納得していれば良いのですが、お客様の弱みに付け込んで値引きやキャンペーンで
お客様を惑わせるのは如何なものかと。
よく考えましょう。
このHM選びで人生が大きく変わる可能性があります。
それを値引きやキャンペーンで決めて良いのでしょうか?
お客様には罪はないので、お客様が悪い訳ではありませんが、値引き等で決断を迫るやり方ってどうなんでしょうか?
お客様もきっと家づくりの本質からズレて、お金のことばかり考えるようになっていると思います。
家づくりがいつの間にかお金を工面する話とかにすり替わっているんですね!
家づくりをする時は、私もそうでしたが、住宅会社選びしながらも資金の不安が常にあります。
そこを巧みに突いた商法というかセールストークを浴びせられているんだと思います。
根負けして、契約してしまうケースがあるようですが、本質からズレていますから、
そうなるとおそらく完成することがゴールになってしまい、住まいについての満足を得らないと思います。
びっくりするくらいどんどん着工させられますよ~。
こうなると良い家を建てることではなく、資金の不安をクリアするだけの住宅づくりだったはずです。
新築して不満の声がたくさん上がるのは、こうやって本質からズレた住まいづくりをしたからだと思います。
これは、、本当にヒドイ話ですよね。
お客様は住まいづくりを初めて経験するので、先が見えていません。
お客様にとって、住まいづくりとは、誰も知らない場所で当てもなく歩かないとならないような精神状態かと思います。
そんな中、不安を増幅させていくやり方って、言って良いかわかりませんが、卑怯だと思います。
値引きは、二重価格です。
安くなっているように見せているだけで、住宅会社は利益を絶対に落としません。
一生で一回だけの住まいづくりです。
私だったら、住まいづくりを今までの人生で一番楽しみたいですね。