スタッフブログ
2015.01.27
雨音はショパンの調べ
冷たい雨が降りしきっている夜。
寒さが身にしみますが、
雨音を聞きながら過ごす時間も大事にしたいですね。
子供のころは時間はゆっくりと流れていくものでした。
ふと雨の降る日に、外にも出られず家の屋根に降りしきる雨の音を聞いていた瞬間の記憶がよみがえりました。
大人になり、子供のころとは比べ物にならないスピードで流れていく時間の中で
大切なものを忘れたように気持ちになります。
雨音を聞く。
そんな時間なのかもしれません。
そう言えば我が家のリビングの外に架かる屋根には雨樋を付けていませんでした。
なんでか?
雨水が滴り落ちる風景を、リビングからゆっくりと眺める時間を楽しみたかったからでした。
雨の日には、軒先の先端からは雨が滴り落ち、黒玉砂利が敷き詰められた溝に一粒、また一粒と落ちていきます。
当然雨樋があったほうが雨水が排水溝までそのまま流れていき庭も水浸しにならずにいいのかもしれません。
でも、雨音や雨のしずく。
こんなものも楽しむ暮らしって素敵だと思いませんか。
人それぞれ拘りは違うと思いますが、ちょっとしたこだわり大事にしていきたいですね。
いつもと違った時間軸で過ごすのも必要かもしれませんね。
歳がばれますね。
なんか雨の日も楽しみになりそうですね。
セニョール なべ