スタッフブログ
2015.11.05
川の流れのように~♪
こんばんは!
オータムパーティーとオーナー様パーティーにお越しいただいた皆様ありがとうございます! とても楽しい1週間を過ごすことができました♪
今回ご参加できなかったオーナー様もこれからまだまだこのような会を開催させていただきますので是非是非、ご参加お待ちしております!
そんな怒涛の1週間を終えて、今日は改めてレーベルをかっこいいなぁ と眺めていました。すると・・・
あれ?
す、隙間がある! お引渡しを終えたお客様の中にも、この隙間を見付けた方がもしかしたら、いらっしゃるかもしれません。
実はこの隙間は、建築基準法に定められており 「あえて」 空いているのです。
遡ること2003年 住宅の性能が上がり断熱性や気密性がとても良くなりエアコンや等の空調設備の効果がより高くなり、住みやすい快適な環境を作ることができるようになりました。 しかし、ある弊害が起ってしまいました。
それは化学物質による「シックハウス症候群」です。
壁紙のクロスや建具から放出される化学物質(ホルムアルデヒドという単語は一度は聞いたことがあるかと思います)が原因で病気にかかってしまうケースが多く発生しました。
そいこで、2003年にシックハウス対策として強制的に室内の空気を換気出来るようにしなさいという法律が定られました。
納得住宅工房ではシックハウス対策として2時間で家中の空気を換気できるようにしました。
リビングや寝室等、人が長く滞在する部屋に窓もしくは壁から24時間常に空気を入れられるようにして(給気)
トイレや洗面脱衣室から空気を出す(排気)という空気の流れを作りました。
しかし流れの中で邪魔になってくるものがあります。 それがドアです。
ドアを閉めてしまうと空気がそこで止まってしまう為、ドアの下部分に少し隙間を作り空気が流れるようにしました。
ドア床の隙間が気になっていた皆さん、これはあえて空けているのでご安心ください!
せっかく換気の話をしたのでついでにもう一つ!
最近よく耳にする換気扇の同時給排についてです。 こんかいは換気扇をレンジフードとしてお話しますね!
一般的に使用されているレンジフードは排気しかできないのですが、このデメリットがレンジフードによる排気量に対して、先ほどお話した給気量が少なくレンジフードの効率が落ちてしまうということです。
そこで近年人気が出始めているのが、同時給排型のレンジフードです。
これは、レンジフード自体が排気をしながら給気も行うことで空気が少なくなってしまうという問題を解決しました。
ただこの同時給排型にもデメリットがあります。
・機器自体のコストが排気のみに比べると高い
・施工費も給排型のほうが高い。(排気用の管と給気用の管の2種類取り付けるため)
・排気する場所と給気する場所が近いので熱の排気がしにくい
メリットも多いですが、デメリットも多い同時給排型。ご検討の際は十分に気を付けて選んでください。
排気のみのレンジフードのデメリットはレンジフードを動かす際に窓を少し開けて空気が入る状態にすれば解消できるので排気型を採用された方はぜひ試してみてください!
ちなみに納得住宅工房で標準で採用しているレンジフードは排気のみになります。
今回は「換気」についてお話ししました。 また専門的なお話を富士店の杉山さんのブログにも書いてあるのでこちらも覗いてみてください! とても勉強になります!!
快適な空間を作るコツは川の流れのように、上手に流すこと。 でした。