スタッフブログ
2015.11.05
お湯を沸かそう!
良い湯だなぁ♪
夜が大分冷え込むようになり お風呂が恋しくなる季節になりました。
暖かいお風呂が作るためにあいつの活躍は欠かせません。
それは、「給湯器」 です!
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良い湯を作るためには大量のエネルギーが必要になります。
そのエネルギーの作り方も色々とありなかなか分かりづらいですよね・・・。
ということで今回は給湯器について調べてみました!今回御紹介するのは給湯器界の代表者の3つです!
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千両役者のガス給湯器
まずはガスでお湯を沸かすガス給湯器。 多くの家庭で採用されている給湯器です。
昔は台所やお風呂などに1台づつ設置されていましたが 今では1台で給湯やお風呂までカバーできるようになりました。技術の進歩ですね! *使用量によっては複数必要になる場合があるのでご注意ください。
メリット
・お湯を使うときに沸かすので湯切れの心配がない
・寿命まで故障が少なく 安定している
・屋内屋外と設置場所を問わず 床置き型や壁掛け型と豊富なバリエーションが選べる
まさに千両役者のガス給湯器です!
デメリット
・運転音が大きいので 隣家や寝室等の近くはできるだけ避る若しくは対策が必要。
・給湯器が作れるお湯の量よりもたくさんお湯を使ったときにお湯の温度が下がってしまいます。
また屋内に設置した際に換気設備が必要になります。
以上のデメリットはありますが 安定性と扱いやすさが高いということを広い普及率が物語っています。
また熱効率を高めたエコジョーズという省エネタイプも人気です!
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省エネ界のエース 電気給湯器
続いては電気給湯器です。 近年オール電化住宅が注目され、人気が高まっている給湯器です。
電気給湯器には電熱ヒーター式と熱交換式の2種類ありますが、どちらも深夜にお湯を沸かし貯湯タンクに蓄えておくという所は変わりませんが、お湯の作り方が変わってきます。
電熱ヒーター式は貯湯タンクにヒーターを設置して温める方式です。
熱交換式はエコキュートとも呼ばれ、空気を圧縮することで熱を発生させ、その熱を水に伝える方式になります。エアコンと同じ仕組みですね!
電気給湯器のメリット
・エコキュートの場合使用する電力以上の熱を作ることも可能です。
・最大のメリットはランニングコストです。 電熱ヒーター式でもガス給湯器や石油給湯器に比べて安い場合が多いです。
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デメリット
・深夜に1日分のお湯を沸かしておくため、その分貯湯タンクのスペースを取る点です。 *その差はガス給湯器の約10倍!
_・1日の使用量が決められているので急な来客などでお湯を使い切ってしまう可能性がある。
・エコキュートは購入時のイニシャルコストが高額な点です。 空気を圧縮するヒートポンプは7~10年ごとに交換が必要になります。
・これらすべてのコストを含めても、長い目で見れば他の方式よりも安くなる場合が多いといわれてはおりますが、手間はその分かかってしまします。
・一番の難点はエコキュートから発生する低周波です。
近年このエコキュートの低周波が近隣の方が不眠や頭痛を起こす原因になった可能性があるとして裁判に発展したケースがあります。 設置場所には十分慎重に検討しましょう。
設置場所は近隣の寝室の隣は避けること(もちろん自身の寝室付近も避けましょう。)、開口部(ドアや窓)が多く付いている面は避けることをおすすめします。
エコキュートを採用する際は土地の状況、お隣との関係性を十分に検討しましょう。
昔ながらのパワー型! 石油給湯器
最後に紹介するのが、石油給湯器です。
現在はガス給湯器のような瞬間式が増えており、取り扱いやすくなりました。
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メリット
・灯油燃焼によるパワフルな給湯で寒冷地との相性が抜群!
・瞬間式であればガス給湯器と同じく扱いやすい
・原油価格に左右されますがランニングコストに優れている。
・灯油を購入する手間がある_
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デメリット
・排気臭、作動音があるため都市部など隣家が近い場合トラブルになる可能性がある
・灯油を購入
・灯油タンクの設置場所と定期的なメンテナンスが必要
・環境に悪いイメージが付いている
以上が、石油給湯器の特徴です。 デメリットが大きいですが、パワフルな給湯能力はガスや電気にはないのでこれからも必要とされ続けると思います!
現在はハイブリット型等細かい所も言えばたくさんありますが、今回はこの3つの御紹介です。
それぞれメリットデメリットがあるのでそれぞれを比較し、金額だけでなく土地に対してお隣さんの家の状況も含めて検討しましょう!
以上、給湯器の御紹介でした♪