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2017.06.24
日本の家づくりは夏を旨とすべし?
家の作りやうは、夏をむねとすべし。
冬は、いかなる所にも住まる。
暑き比わろき住居は、堪へ難き事なり。
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この文を一度は聞いたことがある方が多いと思います。 徒然草に書かれている一文で、簡単に言うと
夏の暑さには敵わないけど、冬の寒さは着込めば何とかなるから夏に過ごしやすい家を作るべし!(意訳) ということです。
たしかに、冬の寒さは我慢できるからその通りだよね! ・・・とは到底思えない私はあれこれ調べて、夏を旨とした住宅(以下、夏旨住宅)を徹底検証したいと思います。
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・夏を旨にした家ってなに?
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夏を旨にすべし これを説いたのは兼好法師という方だそうで、鎌倉時代末期に活躍した歌人です。吉田兼好 と言った方がピンとくるかもしれませんね。吉田兼好が出家をしたので兼好法師とも呼ばれているそうです。
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そもそも、兼好さんが想像していた夏旨住宅はどんな住宅なのでしょうか?
まず暑さを和らげる方法からどんな住宅なのか考えてみましょう!
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・暑さを和らげるためにやりたいこと
?@水遊びをする
?A涼しい場所へ逃げる
?B風を浴びる
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?@庭に大きいプールを作って遊べば解決です! きっと兼好さんが想像した夏旨住宅はこんな家に間違いありません!
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・・・私はセレブではないのでますますこの意見に反対したくなってきました(笑)
*水流を眺めるだけでも涼を感じることができますよね。 納得ではスティラーレというウォーターガーデンもご提案しております。納得ギャラリー各店でスティラーレの涼を感じることができるので、涼みにいらして下さい♪
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?Aきっと軽井沢に別荘を購入しなさいということですね。 プール付き住宅といい本当にお金の掛かることを言いますね。兼好さんは。
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残念ながら私は日陰を探して家中を移動する位しかなさそうです・・・。
話が脱線しますが砂漠地帯のアラブ地域では夏の季節と冬の季節で温度差が激しいので、季節毎、生活する部屋を変えているそうです。
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?C風通しのいい家に住む。 話を伸ばしてすみませんが、夏旨住宅とは風通しが良い家と呼ばれることが多いです。
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風通しをよくするのは暑さを対策だけでなく、湿気の多い日本では健康的にも、とても重要なことです。 少し話が違いますがナイチンゲールは野戦病院でまず病室の換気を良くしたことから始めたそうです。 それ位空気を流すというのは健康的に重要なことなのですね。
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なんだか健康にも良いみたいだし、冬の寒さを我慢する家が良い様に感じてきました・・・。
諦めが悪い私は、1年中快適な家を探して海外へ旅立つことにします。 つづく!