MADURO STYLE 第99回/秋田モデルハウス完成!東北の老舗ビルダー家創りの思い、その②

2021.09.19

前回に引き続き、MADURO STYLE秋田として新しく加盟した、東北で家創りを推進する老舗ビルダーの日沼工務店さんをリコメンド。「冬は寒く、夏は暑い」風土に合わせて、1年中快適に過ごせるモデルハウスを秋田市に建てました。今回完成したばかりのモデルハウスを紹介していきます。

冬は暖かく、夏は涼しく快適に暮らすことができるように技術を磨き続けてきた日沼工務店さんの経験をベースに、納得住宅工房の高品質な素材とハイセンスなデザインを取り入れた、MADURO STYLE秋田の最新モデルハウスが完成。東北の寒さと積雪に対応した家創りとそのディテールについて、日沼工務店の専務・日沼友和氏と、MADURO STYLE総合プロデューサー兼納納得住宅工房の久保代表が、意見を交わし合いました。

久保 MADURO STYLE秋田のモデルハウス完成おめでとうございます。冬は雪が多くて寒さが厳しい東北の住環境は、なんと言っても「暖かさ」が第一ですよね。

日沼 ありがとうございます。暖かさ第一に考えると、気密性に行き着きます。でも、密閉技術を極めると、湿気=結露の問題が出てきます。東北は夏も暑いです。ですので、換気のことも十分に考慮したモデルハウスになっています。

久保 家全体の空気循環が非常に優れているので、家の中で過ごしていて、とても気持ちいい...この「見えない居心地の良さ」は、日沼工務店さんの家創りの特徴ですね。他にどんな特徴がありますか?

日沼 東北は雪が多いエリアです。ですので、屋根に雪が積もらないように、傾斜は強くしなければいけません。

久保 雪の重さで家が倒壊してしまう心配があるんですね!

日沼 倒壊の心配だけでなく、積雪によって家が日々どんどん傷んでいくんです。見た目の格好良さを優先してフラットな屋根にしてしまうと、いろいろなトラブルが発生してしまうんです。

久保 断熱工法、気密性、空気循環、屋根の傾斜、風や雪を避けるための玄関前の風除スペースなど、東北の風土に根ざした工夫が、随所になされたモデルハウスですね。「ウェルビーイングな暮らし」を実現するには、地域の特性に合わせた家創りをしなけれいけません。しかし、機能性だけを追求していくと、どの家も同じようなデザインになってしまう...これは東北の家創りで陥りやすい傾向に思われます。これでは「楽しくてワクワクするセンスのいい家」にはなりません。そこで、納得住宅工房のデザイン性と高品質な建材が、日沼工務店さんの技術・経験と組み合わさって完成したのが、このモデルハウスなんです。このモデルハウスは秋田のどこのエリアに建てられているのですか?

日沼 秋田市の中心からクルマで10〜15分のところにある、閑静な住宅街です。30〜40年前から開発された人気のあるエリアです。

久保 きれいな家並みが続き、見晴らしも良く、とてもいいロケーションですね。僕はこのロケーションを見た瞬間から、この立地に映える設計デザインがすぐに浮かびました。例えば、高台からの街の景色を楽しめるテラスを創ったり、効率的に採光できるように多方向に窓を設置したり...。周囲はヨーロッパ調の家が多いので、その中であえてシック&シンプルな外観にしました。悪目立ちすることなくエリアに溶け込んでいるけど、そこはかとなくセンスのいい上品さとモダンさが見え隠れする...さらに、今後、このモデルハウスの両隣に家が建ったときに、家の印象が薄くなりすぎないように、正面の外観は白と黒のコントラストを強調したデザインにしました。

日沼 この白と黒のコントラストを生かした外観は、これまで秋田のビルダーが建ててきた家とはまったく異なるデザインです。シック&シンプルなのに、とても印象的です。見学にいらしたお客さまにはとても好評です。見学用のモデルハウスとしてでなく、売ることを前提に「実際に住んで、1年中気持ちのいい暮らし」を考えて、間取りや機能性、さらにデザインを追求しました。リアルな毎日の生活がここにあります。そんなモデルハウスなので、見学に来られたお客さまに、とても参考になっていると思います。

久保 1〜2階に設置した大小の窓からの採光と、その採光よって白いユーロスタッコの塗り壁やフローリングの床に陰影がつくことで、家の中全体に奥行き感を演出しています。そのおかげで、家の中の空間全体がとても広く感じられて、開放感たっぷりに広々リラックスして、毎日を過ごすことができます。

日沼 フローリングは、家の中で一番大事な要素だと思います。床は家の中で占める割合が大きいので、床によって家の雰囲気がガラリと変わります。そこで、フローリングの素材、色に特にこだわりました。MADURO STYLEの標準仕様の無垢材のフローリングを見た時に、重厚感と高級感があって素晴らしい!と思いました。見学にいらしたお客さまも「こんな床材、見たことない!」と大好評です。この無垢材のフローリングは表面が凸凹して、素足にとても気持ちいい...さらにどんどん床色がエイジングして、いい感じになっていく...東北の家創り、暮らしをウェルビーイングにしてくれる、欠かせない要素だと思います。

久保 日沼工務店さんと納得住宅工房が考えた新しい家創りが、まさにこのMADURO STYLE秋田のモデルハウスに集約されているわけですね。上手く具現化することができて良かったです。とても素晴らしいモデルハウスが完成したと思います。



白い壁と無垢のフローリングのダークウッド色のコントラストに窓からの採光で陰影をつけて、最高に気持ちいい空間に仕上げたLDK。さらに吹き抜け空間で開放感MAXの仕様に。まさにMADURO STYLEお得意技のてんこ盛り。


1階と2階の吹き抜けをスタイリッシュな鉄骨階段が繋ぎます。南南東の陽光が白い漆喰の壁に反射させることで、明るく開放的な気持ち良さをさらに倍増。


ポカポカ晴れた日はオープンエアを楽しめるように、奥まったところに開放的なテラスを配置。冬でも雪を避けられる、東北ならではの設計。他にもウッドデッキのスペースも設けました。


キッチンはMADURO STYLE限定のオリジナル「オペラ」を採用。キッチン、リビングの窓の先にウッドデッキを設置。高台からの開放感のある景色を楽しめます。


キッチン、ダイニングの奥側にリビングを設置。イタリア製のユーロスタッコの塗り壁の渋いダークグレーが、洗練された雰囲気を演出。さらに大型画面と黒レザーのソファでシックにまとめました。


玄関のドアを入るとすぐに手洗いが設置。家に着いたらコートや上着をすぐに脱げるように、玄関すぐ横にはウォークインクローゼットも配置。コロナ禍において、ニューノーマルになりつつある、「外の空気」を家の中に持ち込まない動線です。


子供部屋と寝室がある2階。2階廊下には、書斎スペースも。暗くなりがちな2階廊下の上部には窓をたくさん設置して、陽射し抜群に。吹き抜け下のキッチンダイニングまで明るくします。また天井に設置されたシーリングファンが、家の中全体の空気循環をさらに良くしてくれます。納得住宅工房の仕様が日沼工務店さんの技術をさらにブラッシュアップさせた好例。随所に節電効果を高める仕掛けが満載。デザイン面と機能面が最高に融合しています。


2階の主寝室。ユーロスタッコのブラウンの塗り壁と一枚の木から削り出した無垢のフローリングの組み合わせで、落ち着いた雰囲気に。大きな窓からの採光によって、目覚めのいい優しい朝が迎えられます。


白と黒のコントラストが強調された、シンプルでモダンな外観正面。玄関先にはクルマが3台停められます。


日沼工務店 秋田本社
MADURO STYLE秋田
Data

☎️018-866-2202
秋田県秋田市泉中央4-2-3
営業/9:30〜19:00
定休日/無休
他店舗/能代本店(秋田県能代市落合字古悪土150)、大曲営業所(秋田県大仙市東川字佐戸61-3)、盛岡営業所(岩手県盛岡市西下台町18-32Vivo01 2階B)、仙台営業所(仙台市太白区富沢三丁目6-22サンパレス22-101)
MADURO STYLE秋田モデルハウス
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日沼工務店
専務取締役
日沼友和

山形の住宅メーカーで修行した後、2011年に地元秋田に戻り、家業の日沼工務店に勤務。「家づくりは人づくり」がキャッチフレーズ。地域密着型のビルダーとして、これからも地域の暮らし向上のために尽力する日沼工務店さんの次世代を担います。

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