スタッフブログ
2023.11.05
たとえ明日世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える
*今回は家造りとは全く関係のない内容です。
現在多くの人がインターネットを活用し情報を収集をしています。特にスマホが普及したここ10年で行動や考え方も大きく変化しました。 その変化はAIという形で次の段階へ移行しつつあります。
AIの発展については代表の久保やコンシェルジュの中野もブログで触れておりましたが急速な進化を、ChatGPTという形で手軽にその性能を感じ取ることができます。 そんな中感じたことがあったのでブログにしてみました。
1,2年ほど前にみたプロ野球の杉内さんがコーチを辞めた後に行われたインタビュー動画にて、そこでは最近の若い選手たちは目の前のコーチの指導よりもYouTubeの動画を信用して練習している人が増えていると語っていました。
おそらく一般社会よりも上下関係が厳しいであろうプロ野球界で、しかも大投手である杉内さんの言葉よりもネットの情報を信じるということに驚愕しました。
コーチの立場からするとネットの情報ではなく、実際に見て指導している自分を信じてほしいでしょう。私もはじめはコーチの立場でこの出来事を考えて同感しておりました。
しかし選手の目から考えると、短い現役生活での成功しないといけない状況では、自分で決断したいという思いや、コーチの指導と理想としている選手像とのギャップを感じたのかなと想像してしまいます。
技術革新による考え方の変化はときに世代間やそれにどれだけ触れてきたか親近感を持っているかで考え方の違いに大きなギャップがあります。
かつて中世では活版印刷技術により啓蒙思想が生まれて、ヨーロッパにおいてはルネサンスという形で人々の思想を大きく変えました。
人々が目の前の神父の言葉よりも、印刷された聖書を信じるという考え方が広がったのです。 同じことが現代でも韻を踏むように繰り返されているように感じます。
きっとルネサンスの中に生きていた人たちでも現代と同じように、新しい技術に関して様々な考えをする人がいて、憂慮する人々がいれば、それを楽しむ人々がいて、様々な議論がなされていたんだと思います。
それを想像すると大きなドラマを感じとてもワクワクするのはぼくだけでしょうか。 せっかくならこの巨大な時代のうねりをサーフィンするように多様な考え方に触れて楽しみたいです。