スタッフブログ
2023.03.07
コンテストが沢山ありすぎて、分からない。
沢山の住宅業界誌を毎月購読してますが、毎月新しい団体や知らない団体が出来てコンテストが知らないうちに行われ団体の発足会社が受賞し、自社のサイトで〇〇受賞!と掲載されていく。
詳しくは言えませんが『〇〇No1』という調査会社もある。
業界にいて、全く知らない位なので消費者は理解できるのか?おそらく営業トークで使われてくるので、お客様も信じてしまうのだろう。大きなコンテストになると、専門のコンサルタント会社に依頼する。
その会社と主催者が繋がっているので、コンテストで受賞する文章を作ってくれる。
受賞すると、それを使用する度に主催者に許可を取り名刺が幾ら、看板幾ら、サイトで幾らなどの使用料を支払う。
ここまで聞いて、皆さんはっとしていると思いますが、東京オリンピックでも同じロジックでお金が流れている。
向こうの場合は税金投入されているから、事は深刻です。
住宅情報を流す側も好きなビルダー、嫌いなビルダーがあり特定の建築家を素晴らしいと称えるが、こっち側のセンスからすると、意味が分からない事が日々あります。
仲間内で団体作ってメディア作ってコンテストを作るのは悪くはないですが、ちゃんとしたエビデンスがあるかと言うと無い。
深刻な問題が、そもそも消費者に浸透されてない。
主催者からすればそこまでは関与しないが、参加ビルダーからお金を取れれば良いというロジックなんだろうか?
村なのか何か分からないが、就業時間内で自社の社員にコンテストに向けてプレゼン創らせるのは、矛盾している気がします。
ただプレゼンする力が付けば嬉しいのだが、結局はコンサルタントを通さねば受賞できない悔しさを味あわせてしまう。
我々のVISIONは『全てはお客様の為に』ですので、お客様はどう思うかご意見を頂きたい。
要はヤラセのコンテストでも、受賞するとお客様は安心なのか?