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スタッフブログ

2023.05.24

住宅ローンと年金の関係

専務取締役 マネジメント本部長

志村 和哉

皆さん、こんにちは!

最近の私のブログは、資金計画セミナーみたいになっていますが・・・汗。

今こそ必要な内容だと思いまいすので、お客様とお話をした内容が資金計画と

結びつくものであれば、ここで説明していきたいと思います。

前回のブログで、次回は、固定金利VS変動金利も検証します!
と言いましたが、また今度にします。。

さて、今回は「住宅ローンと年金の関係」についてです。
何故、年金のお話?って感じになると思いますが、年金は老後に必要になるお話ですね。

住宅ローンもほとんどの方は、老後まで支払っていきますので、老後の収入の問題と
関連しています。
老後仕事を継続出来れば良いですが、そうでない場合は、さらにこの年金による収入を充てにする必要があるので、ちょっとイレギュラーになりますが、「年金」の仕組みを知っておく必要があるということなんです。

ということで、年金の基礎知識からですが、
年金はいつからもらえるか皆さんご存知でしょうか??

こう質問すると自信をもって〇〇歳から!という方は、意外に必要ないんです。
これは、皆さんお若いので、自分事になっていないからなんですね。
まだまだ先のことですので、これは当然かと思います。

ただ、住宅ローンを組む方に関しては、老後のことまで考える必要があるので、
老後の収入として「年金」の知識は必要なんですね。

Q:年金はいつからもらえるのか?

A:現行の制度では、65歳ですね
これ迷う理由があるんです。
というのも年金は、過去支給される年齢が変わって来たという経緯があります。
年金支給開始年齢言います。

何歳から支給されるのか?をシュミレーションできます。
現在は、65歳から支給されます。
バリバリ働いている時の給与額額から、退職されガクンと収入が減るタイミングが基本65歳ですね。
多くの方が、65歳くらいから収入が不安定な時期に入ります。


こちらの下の表をご覧ください。
※こちらの図は、厚生年金の支給開始年齢を表した図となります。
※国民年金の支給開始年齢は65歳です。
■厚生年金:サラリーマンなど会社勤めの方
■国民年金:自営業者、主婦の方など


年金は、現行の65歳に来るまでに、60歳から支給されている時から
段階的に支給開始年齢が引き上げられてきました。

引き上げられてきた理由は、財政の問題が大きいようです。
新聞やニュース、そして選挙の焦点になるこの年金問題ですが、今後現行と同じように
65歳から支給されるのか?
この辺りも住宅ローンを組む方はしっかり勉強しておく必要があります。

また、多額の住宅ローンを残してしまった場合は、収入が不安定な時期(老後)に
どうやってこの住宅ローンを支払い続けるのか?ここもしっかり考えておく必要があります。

何度も言ってしまいますが、少子高齢化になり、この社会保障制度が維持されていくのか?
予測になってしまいますが、リスクになるので、想定をしておく必要があります。
年金支給開始年齢がまた伸びてしまったら、どうするのか?
すごく大切なことですので、しっかり考えておきましょう。

実は、今回年金をテーマにした理由は、
あるお客様が「親御さんから、新築はまだ早い」と言われた・・・とのことで、
先送りにしないとならないという話を聞いたからです。
もちろん、金利や資材の高騰などの原因の方が、影響はかなり大きいと思いますので
この辺りの話も近々ブログにしたいと思いますが、先送りのデメリットについて
こんな部分でもあるんだ!ということを知って頂きたくて、変化球ではありますが
年金の話から親御さんが勧める先送りの問題についてお伝えしたかったんです。

因みに・・・、
社会保険庁が、厚生年金に20年以上加入していた人を対象に集計した結果、
受給者の平均額は、月約16万5000円でした(2005年3月末現在、基礎年金含む)。
男女別では、男性が月約19万円なのに対し、
女性はその6割に満たない月約11万円となっています。
これは、女性の場合、出産や子育てで会社を辞めたり、賃金の安い仕事をしていることが多いのがその原因だそうです。

老後に収入が不安定になるというのは、上記の内容です。
生活費も必要でさらに住宅ローンが現在と同じ金額残る・・・。
少しでも早く住宅ローンを組んで支払いを進めた方とでは、老後の生活に大きく影響がでます。

親御さんが先送りなどを言われた場合は、ここまで計算に入っていて、
先送りにする話を根拠を持ってお子さん達に言われているのか?
問題は、ここなんですね。

私の親もそうでしたが、親御さんはイメージで話をしていることが多いです。

住宅ローン=少なく借りないとダメ、
住宅ローン=借金(悪)

私の親の例ですと、バブルの頃住宅ローンを組んでいるので、
ローンの金利に憎悪に似たイメージ(笑)があります。
私の親は、6%で借りてたそうです・・・汗。
・自己資金を貯めてからじゃないとダメだ!と、めちゃくちゃ言われましたが、押し切りました(^^♪
☆自己資金を貯めてから!このテーマでまたブログ書きますが、衝撃的な事実が分かります( ;∀;)
親御さんから実体験からこの話が出るのも分かります。
でも、バブル経済の時と今では、世の中が全く違います。
全く違う国にいると言ってもいいかもですね。

先送りを勧める話に、
・今建てる方は、史上最安値の住宅ローン金利の恩恵を受けられるメリットがある
・資材の高騰が止まらない:年々住宅の値段は高くなっている
・年金支給開始年齢の先送りの可能性
・ローン減税減少
etc・・・、
これらを潰してしまう根拠が、実はあまりないこともご理解した上で、いつ建てるのがベストかを

ご検討頂いた方が良いと思います。

老後の収入問題があるので、なるべく早く返済をして、老後に心配をしたくないという方も
おります。
そういった方のために、また近々住宅ローンの攻略法をお伝えします。

長くなってしまいましたが、今回のブログでは、
先送りすることのメリット、デメリットどっちが正解?
親御さんの意見ももちろん大切ですが、この辺りを建てる方ご本人達がしっかり自分達で考えないと将来大変になるのは自分達ですよ!
ということを言いたかったんです。

このようなお話はよくあります。
私も実験済みですので、お気持ちは理解できます。
是非お気軽にご相談ください。。

では。

専務取締役 マネジメント本部長

K.Shimura 志村 和哉

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