スタッフブログ
2024.09.03
先日のブログ 5万件も見て頂きました。
nattoku住宅代表の久保です。
なんと先日8月20日のブログがビューイングで5万件あったそうです。
沢山の方に見られていることに、より真摯に的確な情報を発信していく覚悟を持ちました。
私も10年前は、トップブロガーだったのですが、最近は控えておりました。
業界自体が以前粗悪品が主流だったり、気密や性能は良くなりましたが、論点がそこばかりになり
肝心の家の質、しつらえは私は劣化している様に受けています。
相変わらず口先だけの営業マンまだ居ますしね。
周りからは言われてました。『久保社長、他の会社見に行くとがっかりしますよ』
そんな事あるかと、機会があれば他社現場見てくるのですが『なんじゃこれ?アパートやんけ』と頭が真っ白になる事もありました。
ちゃんとした建築知識を学ばれてなく、適材適所、法令順守、建築史、カラーデザインなどを学んでないから、
性能はあるかもしれないが、ガラクタの様な新築住宅が普通に販売されている。
nattoku住宅、しいては私個人は、今思えば良い時代に良い材木屋、良い先輩建築士、学ぶ場、良い職人などの環境が揃っていた。
また姉歯事件だけには問わず、建築を揺るがした事件なども長い経験の中で体験してた。
昨今の特に分譲住宅などを見ると、同じ仕事とは感じず『勝手にやっててくれ』と線を引いてました。
最近建築系ユーチューバーも流行っていますが、良い事も言いますが出鱈目を言っている時も多く見受けます。
私もやるべきでしょうが(今の本社の中にはユーチューブスタジオもあります)段々表に出なくなります。
ベンチマークされているのか私のブログの閲覧者って同業者や建築系コンサルタントが多いので、私のブログがバズって来ると、他の会社の社長ブログなども
投稿回数が急に増えて行きます。
この場合、若い経営者よりも業界の重鎮系のブログが専門用語は多くなりますが、より本質を伝えてくれたりするので
偏見なしに、皆様沢山見て下さい。
より本質の建築家は文章で残します。
映像で残すには、勢いと動画用の伝え方が必要となり、本質の建築の趣旨とはずれたりしているのを良く目撃しております。
今日は『外壁タイルの耐震性について』一言申し上げます。
今の建築の耐震性に関しては『倒壊しないこと』を前提に構造が成り立っております。
仕上げに関して、震災時に問題が生じないかと言うと、ここが懸念点になります。
今の適切な答えは、大型物件などを含む接着工法にてタイルを張っている物件の剥離、近くの歩行者への被害が想像されますので
地震発生時にはお気を付けください。
かと言って電柱、電線はあるし、どうすれば良い?となりますが、私ども建築家は『家族を守る住居こそが最適なシェルター』に
なって頂けるように研究し、設計しております。
家の中こそ安全だと思って頂けるように、設計時 きちんと構造に関しての説明をします。
胸を張って言えるのが、私どもは1邸1邸しっかりと構造計算を行っています。
全ての要因がありますが、今 人気のある接着工法のタイルは、実は問題点も裏に潜んでいるので、お気を付けください。
高額な乾式タイルだと下地があり、ひっかけて施工します。
よい工法でしたが、重量がかさむこと。費用がかさむことで最近では見受けられなくなってきました。
最近のトレンドは薄いタイルを接着剤で貼ります。
そして目地を這わせて仕上げです。
書きながら思いましたが、こっち系に強い住宅会社友人が沢山おりますので、これ以上書けません。
下地の目地の経年劣化は、うーん解決方法は無いですね。
全てにおいて永遠は無いので、定期的なメンテナンスは最初から設計に入れて置いて下さい。
最初の勢いだけでデザインしてはいけません。
私たちの各店責任者は設計の定期講習を数年に一回受け続けなければいけないので、ノリだけ設計士とは考え方が違ったりします。
定期講習、丸一日なので、結構しんどいです。でも仕方がない。
メーカーさんが主体の勉強会に私もよく出ますが、それはメーカーさんの販売活動の中で行っているので、本当の建築の主旨を学ぶ場ばかりではないです。
直接的な言い方は控えますが、近所で古くても一番きれいに見える住宅会社が一番しっかりしていると思います。
敷地の環境や水の多いところで条件は違いますが、今回の台風でも安全な土地は確認出来たと思います。
不思議な錯覚ですが、昔は水が沸いても行政が再開発も兼ねて整備したエリアが問題なかったり、整備してもやはり駄目だったり。
長々と申し訳ないですが、いくら災害に強いと言っても災害が無い土地を選んでください。
災害が起きるエリアを土地が安いからと言って態々購入する必要はありません。
それを薦めて来た方、私は詐欺師に思えます。
何故態々 外壁タイルについて書いたのかと言うと、今の施工方法で問題があるメーカーがあります。
ここでは言えません。良かったら私どもの勉強会に参加頂ければ、画像を含めて公開し説明をします。
8月度も我々nattoku住宅は過去最高のご成約を頂けました。
業界自体は分譲住宅系の苦戦もあり、前年度比75%となってます。
しばらくすると幾つかの住宅会社が消えて行きます。
私は住宅メーカー勤務時代から、この業界の風習である高い物を見せられて、金額を聞くと超高額。
だったら最初から標準仕様でモデル作れよ。
これ皆さん思ってますよね。
私共は最初から最高の素材で家を作り続けてきたからこそ、今の評価を頂けているのと受け止め次の商品開発にあたっております。
次の商品も、激震を与えます。楽しみにしてください。