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2024.04.27

円安が止まらないとどんな影響が出るのでしょうか??

専務取締役 マネジメント本部長

志村 和哉

皆さん、こんにちは!

今日のテーマは、ズバリ「円安について」です。

昨日の夜中に速報が流れて、「円安が進んで1ドル158円に!」とありました。
この円安って、気にしている方が意外に少ないように感じますが、ブログをご欄頂いている
皆さんは如何でしょうか?

ちょっと前にマイナス金利の解除があり、住宅ローンの金利上昇がすごく心配になりました。
その時は、固定金利は少し上がり、変動金利は据え置きでまだ上がらないというような感じでした。
私も近い将来までは、まだ変動金利が上がらないだろう!と予想をしておりましたが、円安がここまで進行すると話は変わってきます。

前回予想をした時のブログ 

日銀の植田総裁は、金融緩和は維持するとの政策を発表していまずが、これが外国為替市場に影響が出ているんですね。
簡単に言うと、運用に有利なドルの方を買って、円を売ってしまう流れが強くなっているということです。

ちょっと話は反れますが、円安が進行するというのはどういうことなのか?について触れておきます。

日本は様々な物を輸入に頼っていますので、この輸入する物の値段が上がるんです。
そのため、日本で購入する物が連動して高くなります。
実質賃金は、上がっていないのに、物の価格だけはどんどん上がる・・・。
住宅の価格も上がる・・・。
いわゆる「インフレ」の状態ですね。

そうなると、当然私達ユーザー心理としては、物の買い控えになるんです。
これが負のスパイラルになるので、景気は一向に回復しません。。
ここまでの過度な円安は良い事ありませんね。
反面、海外に輸出している会社さんは、儲かりますね(^^♪
車業界等は、スゴイ利益が出るんじゃないでしょうか。

羨ましい限りです。

さて、話を戻すと、今後政策金利が上がると、銀行はお金の仕入れが(調達金利)高くなります。
そうなると今までは利益があった金利では、利益が取れないとなると金利を上昇させる話に当然なってきます。
これが住宅ローン金利に影響を及ぼす理由です。

ただ反面としては、金利を上げると、現在は銀行の金利がガラス張りになっているので、
比較されて借りてもらえなくなるという問題に当たるので、そう易々とは金利を上げないとは思います。
しかし、このまま円安が続くとなると日銀も利上げに走る可能性があります。
そうなると銀行も赤字では不味いので、金利を上げる動きになってくるんでしょうね・・・。

いろいろとスラズラと書きましたが・・・、
今日のブログで言いたいことは、いずれ新築を計画されているのであれば、金利が上がる前に新築をしてしまった方が得!ということです。

家を建てる方にとって、複合的にマイナス要因が多いので、新築を先送りにする理由は全く見当たりません。
建物価格の上昇は残念ながら止まりません・・・。
本当に困っています・・・。

住宅会社の人間だから急がせるとかではなく、こういった日本の情勢を踏まえると
早い方が得策という結論になるんですね。

某有名なネット銀行は、変動金利を上げるというニュースが出ていました。
これに他銀行が追従するかは分かりませんが、そういう動きが出て来たということなので、
皆さんも注視しておく必要があるお話です。

「円安」については、すごく大きな影響がご自身にもあるということを認識する必要があります。
皆で関心を持つことが重要だと思いますので、是非注目していきましょう!

 

 

 

 

専務取締役 マネジメント本部長

K.Shimura 志村 和哉

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