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2024.12.31

来年は建築業界が大きく変わります!

専務取締役 マネジメント本部長

志村 和哉

皆さん、今年一年大変お世話になりました。

今年のお正月に能登半島での大きな地震がありましたが、昨日の出来事ぐらい1月1日のニュースを鮮明に覚えています。。。
今年は他にもいろんな事があったので、例年以上に本当にあっという間の一年だった気がします。

建築業界では来年いよいよ「省エネ基準への適合義務化」及び「建築確認・検査や審査省略制度の対象範囲の見直し」ということで、建築基準法の改正が施行されます。

この対応に悪戦苦闘している建築会社さんが多いと聞きます。
今から対応ですと相当なご苦労が予想されます。
我々は数年前から準備して来ていますが、それでも苦労していますので、その大変さがよくわかります。

弊社といえば、数年前よりこういった法改正にも対応できるように社内に設計チームを創設し、
建築会社としては珍しく内製化しています。
通常ではこういった構造設計や性能評価は外注で行うことで、固定費(人件費削減)削減になり
今でもそれが当たり前のような雰囲気があります。
もちろん経営的にはそれが良いかもしれません。
しかし、建築業はズバリ技術系の仕事です。
内容が分からず、外注の設計事務所等に丸投げしてしまっていると、結果的に社内に力はつきません。
なぜ、こういう構造になるのか?過剰ではないか?とかの検証もできません。
そして最終的に高い買い物をしたり、損をしたりするのはお客様になってしまいます。

実際の例ですが・・・、
以前、数年前に一時期外注に構造設計を依頼していたことがあります。
やたらと基礎の金額が上がりました。
50万円/棟とか60万円/棟とかです( ;∀;)
そこで「なぜだろう??」と自社で検証したところ、外注ではコストは自分の会社ではないのでそこは関係なく過剰に安全側の構造にされており、確かに強いかもしれませんがそこまで必要ない基礎に大きなコストをかけなければならない事態になっていました。
簡単にいうと数値の割には、無駄に高いということです。

そこで結局自社で理解していないと、こういったことになるということを教訓にして
社内に構造と性能評価を出来るチームを設置して、今では全国の工務店さんからの依頼も承っています。
弊社では、既に2025年4月からの法改正に備えて準備万端となっています。

世の中では、耐震等級3ってどこの会社も謳っていますが、実際には社内ではできず
外注していて、凄く大事な部分を投げてしまっている会社が多いのが実情です。
しかも今のところは構造計算しなくても耐震等級3が取得できてしまっていますが、皆さん等級3だから安心と思っていると思いますが、実は等級3にも大きく幅があって違うんです・・・。

来年は、きっとこの法改正によって立ち行かなくなる住宅会社が増えてくると思います。
ただでさせ住宅業界は、勝ち組負け組の2極化が進んでいますので、
そんな厳しい環境下の中での法改正への対応を迫られています。

お客様も正しい選択の目を持っていないと結果的に後で大変な思いをされる可能性があります。
来年は、住宅業界全体が大きく変わる年となります。
来年新築をするお客様は、新しい制度が動き出す際に新築するので、設計事務所へ丸投げしているような住宅会社はちょっと危険かもしれません。。

そんなことで、新築する際にご不安なこと、質問したいこと等ありましたら、
是非数年前より対応しているnattoku住宅にお気軽にお声掛けください。

正しい知識を持って、安心して、住まいづくりをしましょう!

さて、今年最後のブログとなりますが、
来年も、nattoku住宅は例年以上に様々なことに大きくチャレンジをしてまいります。
是非、弊社の動向をお楽しみに!

皆様、良いお年をお迎えください!!

来年も宜しくお願い致します。

専務取締役 マネジメント本部長

K.Shimura 志村 和哉

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