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2026.03.01
注文住宅7年目。後悔しないための判断軸 その1
ブログをご覧の皆様。こんにちは。こんばんは。
静岡本部の望月です。
今回は、ものすごく私的な内容ですが、本日3月1日、我が家のお引き渡し7年目の日でした。
お家の誕生日でもあり、丸々6年、nattokuの住宅で暮らしたという経験値が上がった日でもあります。
今日は、マルっと6年住んでみての感想を書きたいと思います。
きっと長くなるので、何回かに分けるかもしれません。。。
時間がない方へ:要約版
住宅は完成時では評価できません。
7年目で見えたのは、「素材の良し悪し」と「将来性の有無」でした。
ALC外壁やガルバ屋根は6年で大きな劣化は見られませんでしたが、太陽光の後付けなど、
初期計画の重要性を実感しました。住宅会社選びは、10年後・交換時期・後付け想定まで説明できるかが判断軸になります。
わが家の仕様と簡単なご紹介
・玄関共用の二世帯住宅
・1階親世帯/2階子世帯
・外壁:ALC
・屋根:ガルバリウム
・外壁色:チャコール(ほぼ黒)
一般的なnattokuの仕様に近い構成です。
nattoku住宅の施工事例にも載っておりますので、ご興味のある方は是非、ご覧ください。
6年間の外部変化【実体験】
ALC外壁(チャコール色)の経年変化は?
自分達の希望で選んだ色ですが、
「黒い色は紫外線を集めそうだな」と、計画時から思っていました。
ですが6年経過した現在、
・目地の大きな劣化なし
・塗膜の著しい変化なし
・雨だれ汚れも目立ちにくい という状態です。
黒系は汚れが目立つと思われがちですが、
実際はサッシからの黒い筋の雨垂れ跡など、“目立ちにくい汚れ”もあります。
ただし例外があります。
それは白色系の汚れ。代表的な物が「鳥の落とし物」。これは目立ちます(笑)
素材の問題ではなく、自然現象ですので、しょうがないですね。
ガルバリウム屋根の体感
屋根は正直、日々見るものではありません。
だからこそ重要なのは
・素材耐久性
・施工精度
体感的な不具合は今のところ無し。
ガルバは軽量で耐久性が高いですが、
本当に重要なのは雨仕舞い(雨の処理設計)です。
もちろん、今の所、何の問題も発生しておりません。
窓・日当たり・視線問題
南側は隣地が近接し、バルコニーからはてを伸ばせば隣家の外壁に届きそうな距離。
住宅地なのでしょうがないですが、陽当たりの面から考えても、立地条件としては決して良いとは言えないでしょう。
2階のリビングには、隣地の建物と建物の間にから入る光を取り入れるために大きなFIX窓を設置しました。
ただし、ロールスクリーンはほぼ閉めています。
理由は、
・隣の家から丸見えになる
そして
・ガラスだけの状態にしておくと、鳥が衝突してくる(笑)
ここで分かること。
「大きな窓=快適」とは限らないという事。
立地とのセット設計がとても重要です。
太陽光を5年目に後載せした
5年目に太陽光を設置。
屋根上なので、日常での存在感はありません。
ただし問題は、
パワーコンディショナー(変電装置)。
後付けの場合、
・設置場所が限定される
・見た目配慮が難しい
我が家は土間収納だったため影響は小さかったですが、
見た目にこだわる方は、最初から計画するのをオススメします。
パワコン、通常の分電盤より大きいです。
新築時に考えておくべき外部計画
私の実体験から言えることは、後悔や失敗は、ほぼありません。
しかし、
・太陽光は初期計画がベター
・視線設計は立地前提
・設備は交換前提で考える
ということも、ちゃんと考えておいた方が良いと思います。
例えば給湯器。当時は給湯器の色が選べるメーカー、機種がありました。
わが家は、外壁に合わせてブラックを選択。
問題は、交換時に同色があるかどうか。メーカー製品なので、生産終了したらそこで終わりです。
それなら、それでしょうがないのですが、給湯器だけではなく
・メンテナンスしやすい位置に設置されているか。
・生活スタイルの変化に対応できるか
これは「将来視点の設計」です。
未来の予測値は、あくまでも予測ですが、「何も考えていない」という選択は避けた方が良いでしょう。
住宅会社選びで見るべき本質
新築完成時、外観は綺麗です。
これはnattoku住宅に限らず、どこの住宅会社にも言える事でしょう。
だからこそ、見るべきは
・素材の説明があるか
・10年後の話をしているか
・設備交換時期を説明しているか
・後付け想定をしているか
特に太陽光のような後載せ設備。
「今は付けない」という選択も、将来設計です。
その余白を設計している会社か。
ここが一つの判断軸だと思います。
まとめ|6年住んで感じた事(外部編)
6年住んで感じる正直な思い。
それは、
「黒い外壁が良い」
「ガルバの屋根が良い」
という事ではありません。
本質は
「なぜ、それを選んだか」
「それを選ぶことで、何が得られるのか」
「将来性・メンテナンスを想定しているか」
という、ごもっともな原点に戻ります。
ALCという外壁を選んで良かった。
見えないところですが、セルロースファイバーの断熱材を選んで良かった。
ガルバニウムの屋根を選んで良かった。
家の外側って、建ててしまうと、日常的に目にする玄関周り以外は、
意外と無頓着です。
だからこそ、良い物、良い選択、良い選択肢を与えてくれるところを選ぶべきじゃないのかなと思います。
やはり、長くなったので、内部編は次回。
内部編では、無垢床や設備の変化について
さらに掘り下げてみます。
皆様の家づくりやメンテナンスの参考になれば幸いです。