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2023.12.10

畜エネの新しい考え方②

専務取締役 マネジメント本部長

志村 和哉

皆さん、こんにちは!

前回のブログの続きで、「畜エネの新しい考え方」についてです。

畜エネといえば、家庭用蓄電池ですが容量が小さい為、導入してもコストメリットが出しにくい為、
現時点での家庭用蓄電池は防災用だというお話をしました。

そこでです。
私の勝手な考えになりますが、家庭用蓄電池ではなく、電気自動車:EV車により
経済的なメリットを出せるのはないか!という内容です。

簡単にご説明しますと、
家庭用蓄電池:容量5~7kWh、大容量で16.6kWh
EV車:≒50kWh
~参考車種~
・日産:リーフ 40kWh・62kWh(2種類)
・BYD社 ATTO3 58.56kWh

今回見させて頂いたBYD社製で比較するとその差約5~10倍もの容量差となります。

自動車は、日常必ず利用するものですね。
その自動車が蓄電池替わりとなると考えればとても効率的ですね。
V2H(ビークル・トゥー・ホーム)というシステム(直訳するとクルマから家へ)を導入することで、蓄電池としての機能と電気自動車からご自宅に電気を共有できます。
なんと最大で4日分相当。

家庭用の蓄電池を導入しても高い割には、容量が小さいのですが、日常足として使える車が
家庭用蓄電池替わりになったら、一石二鳥ですよね?

導入コストは、V2Hが必要なりますが、補助金を入れて約80万円位。
EV車は、例えば先のBYD社製ATTO3ですと、補助金85万円が出るので、
新車で約360万円。
合わせて450万円ほどになりますが、日常使えますし、ガソリン代も減ります。
ガソリン代と電気代満タンの比較をすると、
・ガソリン(レギュラー)170円/Lとして満タン≒6500円~8500円
・電気代 31円/kWhとして満タン≒1800円

もちろんガソリン車の方が航続距離は倍くらいになるかもしれませんが、
EV車m450Km程度は走りますので、街乗りでは全く問題ないかと。
というと、EV車2回に対し、1回ガソリン車は給油をするとしても
その差は、3000円~5000円近くなります。

1万kmの走行郷距離で比較するとEV車の方が≒半分の費用38000円位だそうです。
ガソリン車は76000円。

日常使用する車をEV車にすることによって、5年間乗ると考えると
燃料費だけで、36000円~60000円/年/5年=最大で30万円位の差となります。

それに蓄電池機能を活用するとなると、電力会社から購入する電気(電気代10000円位:もっと高いですよね??)がほぼ無くなると考えると、年間12万×8年で96万円以上のメリットが出ます。
(EV車の電池寿命8年15万km:交換も可能)

V2Hを導入しても、もとは取れますし、通常の家庭用蓄電池を導入するよりは
回収も早いと思われます。
EV車を購入すれば!という前提にはなりますが、この考え方の方がお客様にもメリットは
出ますし、おそらくガソリン車→EV車に代わっていく時代の流れ的にもアリな考え方と言えます。
下手な投資をしたり、節税をするなら、こちらにコストを投入した方がお得かもしれません。
「電力会社から電気を買わない」
これが、一番お家にお金が残るポイントかもしれません。

あのポルシェでさえ、もはやEV車を前面にウリにしていこうとしているらしいです。
そういう時代になってきましたので、車を蓄電池として活用するという新しい畜エネの
考え方を検討されては如何でしょうか?

もう少し詳しいコスト等も今後はご紹介できればと思います。

ちなみに、BYDという会社は、iphone等の携帯バッテリーを作っている会社ですので、
バッテリーの信頼度は世界TOPレベルということになります。


かなりカッコイイですし、お値段も思ったより高くありません。

また、企業の社有車をEV車にすることは、企業の環境配慮や2050年のカーボンニュートラル実現に
向けての第一ステップとしてオススメと言えますね!

EV車が思ったよりもすごく良かったので、一度試乗してもいいかもです!

では!

 

専務取締役 マネジメント本部長

K.Shimura 志村 和哉

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