スタッフブログ
2025.07.31
【読書録】なぜ働いていると本が読めなくなるのか
こんにちは。
静岡本部の山田です。
今日はお家づくりの話からは離れて、
最近読んだ本の感想を。読書ブログの回です📚
『忙しくて、最近は本を読む時間がないな』
『あんなに好きだった趣味の時間に、割ける余裕がない』
そんな風に感じたことはありませんか?
ここでいう趣味とは、読書でなくとも、
料理や、スポーツ、音楽、旅行、家族時間などなど、あなたの好きなもの何でも指します。
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著 三宅 香帆
私がこの本を手に取ったのは、
時間はあるのに、ついスマホを触ってしまう日常から離れたかったからなのだと思います。
著書の三宅さんは、読書を『ノイズ性が高いもの』と定義づけしています。
ノイズ、とは。
読書とSNSを対局させると分かりやすくなります。
SNSやインターネットは、知りたいものの情報をピンポイントでキャッチできます。
動画の長さはどんどん短くなるし、早送りもできる。
流行りの『切り抜き動画』もその象徴だと感じます。
読書はというと。
知りたい情報にたどり着くまでの寄り道が長いもの、とのこと。
確かに同書は、タイトルの疑問が解決されるのは後半も後半。
前半は、日本のベストセラーの変遷を、社外情勢と関連付けて論じた「読書史」。
本が読めなくなった理由を知りたい私は、
興味のなかった歴史的内容に、肩すかしを受けた気分でもありました。
このノイズ性を受け入れる心の余裕の無さが、読書を遠ざけてしまう理由、だそうです。
どきっ、としてしまいました。
ノイズキャンセリングしがちの日常を振り返らされました。
ニュースアプリで、気になるタイトルだけ選択して読んでいましたが、
母は絶対に新聞をとり続けます。
「ページをめくれば、興味のない情報も目に入ってくる。
新聞と向かい合っていると、スマホと対峙している時間とは、別の時を過ごせる」
と話していたのを思い出しました。
でもこのノイズ性こそが、読書の旨味、ですよね。
明日すぐに活かす機会はないかもしれないけれど、
摂取した養分は蓄積されて、養分同士が点と点でつながったときの喜びや、
思考の厚みになったり、
今までと見ている世界が変わったり。
余裕があるときには、読書してみよう、と
そっと背中を押してくれるような本でした。
そして、本を読めなくなることを否定するわけでもなく、
仕事、子育てなど、何か一つに全身全霊になることも
仕事と趣味、子育てと趣味、など何かを両立することも
全てを肯定してくれる、三宅さんの主張も素敵です。
もし、昨日とは違う主観で明日を過ごしてみたいと思ったときには、
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』是非手に取ってみてください。
ここまで、長々と自己満の読書ブログを読んでいただいた方へ。
今週末は、静岡市で素敵な見学会を開催しています♪

キッチンから望む、中庭の間取りがとても好きなお家です。
是非お気軽にお問い合わせください♪