スタッフブログ
2025.09.27
今の時代は性能に住むのが流行り?
ブログをご覧の皆様 nattoku住宅の中野です。
最近の家づくりで欠かせない性能。
お話の中にも多く出て参ります。
比較しやすいからでしょうか?
数値だけ良くとも、中身はどう何だろう。
突然ですが、下記の表何かわかりますでしょうか??
| 製品名/呼称 | 主な有効成分 | 特徴・備考 |
|---|---|---|
| タナリス CY | 銅化合物 + シプロコナゾール(トリアゾール系) | ひ素・クロムを含まない設計。緑色着色。JIS 認定。 |
| ペンタキュア ニュー BM | ヤシ油系、DDAC(第四級アンモニウム化合物)系 | 金属類を含まない。素材風合いを保ちやすい。 |
| ACQ(アルカリ銅四級アンモニウム化合物系) | 銅 + 四級アンモニウム塩(第四級アンモニウム化合物) | CCA(クロム・銅・ヒ素系)に替わる現代的処理剤として普及。 |
| CA(銅アゾール系) | 銅 + アゾール系化合物 | 銅系処理剤の一種。現代的な代替薬剤として使われることあり |
| モクボー AAC | DDAC(ジデシル・ジメチルアンモニウム塩)等を主成分 | 表面ベタつき少なく、無色透明に近い処理が可能。 |
| ナフテン酸亜鉛系(NZN) | 亜鉛塩+ナフテン酸 | 油溶性 or 乳化型で処理 |
| クロメート銅ヒ素(CCA) | 鉄分・銅・ヒ素化合物(クロム酸化物を含む) | 古くから使われてきた強力な保存剤。ただし多くの国で住宅用途への使用制限や禁止が進んでいる。 |
| ペンタクロロフェノール(PCP) | 有機塩素化合物 | 古典的な木材保存剤。毒性が高いため用途限定。 |
| クレオソート(煤化油誘導体) | タール成分(多環芳香族炭化水素など) | 歴史的な処理剤。毒性・発がん性が懸念される。 |
日本国内で「加圧注入用木材保存剤(防腐・防蟻剤)」として使われる代表的なものになります。
ツガの木の加圧注入材を使用している会社様も多いですよね。
そもそもなんで、薬剤を注入しないといけないのか??
ツガ(ベイツガ)の特徴として:
- 耐久性・耐朽性
天然状態のツガは、ヒノキやヒバなどに比べると耐朽性が低く、シロアリや腐朽菌に弱いとされています。
→ そのため、日本では土台や地面に近い部位にそのまま使うとリスクが高いと考えられています。 - 防虫性
ヒノキやヒバのように天然の防虫成分(ヒノキチオールなど)を多く含んでいないため、虫害に遭いやすいです。 - 実際の対応
だからこそ、加圧注入処理(防腐・防蟻薬剤を内部まで浸透させる処理)が必須で、特に土台や外構部材に多く採用されています。
一方で、ヒノキは天然の油分や精油成分により比較的シロアリや腐朽に強く、加圧処理なしでも長期間使われてきました(寺社建築など)。
まとめると:
- ベイツガは「そのままでは虫に食べられやすい木」
- だから日本では薬剤加圧処理がほぼ必須
- 耐久性や安全性を重視するなら、処理材か、天然耐久性の高い樹種(ヒノキ・ヒバなど)の選択が大切。
ではなんで、使用するのでしょうか?
コストが安い。
・成長が比較的早い針葉樹で、大きな材を取りやすい。
・大径木を効率的に製材できるため、コストが抑えられる。
この様な理由があります。

緑の木って呼ばれる事もありますね。
下記をご覧ください。
薬剤の人体への影響のリスク
| リスク・影響 | 詳細 |
|---|---|
| 皮膚・目・呼吸器の刺激 | 加圧処理木材(特に粉塵や切断屑)に触れたり吸入したりすると、皮膚炎、目の刺激、鼻・喉への刺激が起こる可能性あり。 |
| 発がん性・慢性毒性 | 古い処理剤(特に CCA に含まれるヒ素など)は長期暴露で皮膚・膀胱・肝臓・肺がんのリスクが指摘されています。 |
| 重金属の蓄積・毒性 | ヒ素、クロム、銅などの重金属化合物は高濃度では毒性を示す。特に焼却などで揮発性化合物に変化するリスクもあります。 |
| 燃焼・焼却時の有害ガス発生 | 薬剤含有木材を燃やすと、有害な化学物質(ダイオキシン類、塩化水素、重金属揮発物など)が発生する可能性が高い。通常は焼却禁止または制限されている。 |
| 揮発・溶脱(漏出) | 時間の経過や雨水・湿気によって薬剤の一部が木材から流出すること(溶脱)があり、土壌・水質汚染や周囲への拡散リスクがある。 ( |
| アレルギー・過敏反応 | 個人差で薬剤や揮発性成分に敏感な人はアレルギー反応を起こす可能性。特に粉じんを吸う場面で注意。 |
勿論 上記の可能性があるからダメ!と言いたいわけではございません。
日本の風土に合った、歴史ある構造材を使用。(私達はヒノキ乾燥剤の土台、柱を使用)
性能に住むわけではない。
考えてみてください。
そもそもシロアリへの危険性が高いものを使用し、薬剤を使用して人体の影響がある可能性。
コスト優先なのか。。。しかも気密性がある住まいです。
あなたならどっちを選びますか??
健康や長持ちする住まい。安心あっての住まいづくりです。