スタッフブログ
2026.08.15
静岡の名建築!築80年
こんにちは。
こんばんは!
nattoku住宅富士店ブロガーの若山来輝です!
今回ご紹介したいのは、静岡市駿河区にある「旧マッケンジー住宅(マッケンジー邸)」

「住宅会社のブログで、なぜ昔の洋館を?」
と思われるかもしれません。
でも、家づくりに携わる私たちだからこそ、この建物から感じるものがあります。
それは、
「いい家は、時代が変わっても人を惹きつける。」
ということです。
1940年に建てられた、静岡の美しい洋館
旧マッケンジー住宅は、1940年(昭和15年)に建てられた住宅です。
暮らしていたのは、茶の貿易商だったダンカン・J・マッケンジー氏と、エミリー・M・マッケンジー夫人。
設計を手掛けたのは、日本各地に数多くの名建築を残した建築家、ウィリアム・メレル・ヴォーリズです。
白い外壁、赤い瓦屋根、アーチを取り入れたデザイン。
いわゆるスパニッシュスタイルの美しい住宅で、1997年には国の登録有形文化財となりました。
完成から80年以上。
それでも「素敵な家だな」と感じられる。
住宅に携わっていると、この事実だけでもすごいことだと思います。
「流行」と「美しさ」は、少し違う。
住宅にも、その時代ごとの流行があります。
外壁の色、屋根の形、窓の大きさ、間取り、インテリア。
もちろん、流行を取り入れることも家づくりの楽しさのひとつです。
でもマッケンジー邸を見ていると、
「何十年経っても美しいと思えるデザインとは何だろう?」
と考えさせられます。
派手だからかっこいいわけでもない。
新しいから美しいわけでもない。
建物全体のプロポーションや窓の配置、素材、陰影、そして細かなディテール。
それらがきちんと考えられているからこそ、80年以上経った今でも人を惹きつけるのではないでしょうか。
家は「建てた瞬間」が完成ではない
私たちが家づくりで大切にしたいことも、ここにあります。
新築した瞬間に、
「かっこいい!」
もちろん、それも大切です。
でも本当に目指したいのは、
10年後も、20年後も、30年後も「この家が好き」と思える住まい。
家族と過ごした時間が積み重なり、素材が少しずつ表情を変え、その家にしかない雰囲気が生まれていく。
家は完成した瞬間が一番美しいのではなく、暮らしながら美しくなっていくものなのかもしれません。
デザインだけでは、家は残らない
そして、もうひとつ忘れてはいけないのが「性能」です。
どれだけ美しい建物でも、長い年月が経てば劣化します。
旧マッケンジー住宅も、文化財として未来へ残していくために、耐震化や老朽化への対応を含む大規模な改修が進められてきました。
つまり、
美しいデザインだけでもダメ。
性能だけでも少し寂しい。
デザインと性能。
その両方があってこそ、長く愛される住宅になるのだと思います。
80年後、自分の家はどう見えるだろう?
マッケンジー邸を見て、ぜひ想像してみてください。
今から80年後。
自分たちが建てた家を見た誰かが、
「この家、かっこいいね。」
と言ってくれたら。
それって、とても素敵なことだと思いませんか?
住宅は人生の中でも、とても大きな買い物です。
だからこそ、
「今流行っているから」
だけではなく、
「自分たちが本当に好きだと思えるもの」
を選んでほしい。
nattoku住宅も、流行だけを追いかけるのではなく、いつまでも愛着を持って暮らしていただける住まいをつくっていきたいと考えています。
静岡には、家づくりのヒントがある。
1940年に静岡に建てられ、80年以上の時間を経た今も残るマッケンジー邸。
住宅会社という目線で見てみると、
デザイン、素材、耐久性、そして「家を長く愛する」ということ。
現代の家づくりにも通じる、たくさんのヒントが詰まっています。
新しい住宅を見ることも勉強になります。
でも、ときには昔から残っている住宅を見て、
「なぜこの家は、今でも素敵に見えるんだろう?」
と考えてみる。
そこから、自分たちの家づくりの答えが見つかるかもしれません。
何十年経っても、「この家にしてよかった」と思える家を。
そんな住まいを、nattoku住宅はこれからもつくっていきます。
マッケンジー邸は現在見学・ブュッフェ・ブライダルで活用されています!
是非皆さんも足を運んでみてください!
それではまた!