スタッフブログ
2026.10.26
2026年に訪れた、建築の美しい美術館
今年1年をまとめるには、まだ早い、10月末。
まだまだ2026年楽しむぞ!!
という気持ちではありますが、
2026年、沢山のアートに触れてきて、
ただの記憶に閉まっておくのは、もったいないと思い、
せっかくなので、このブログにまとめることにしました。
今日のテーマは、「建築の美しい、美術館」です。
常、住宅建築に携わる身として、
美術館のような「非日常」を、
「日常」に取り込みたいと考えています。
そんな視点から、素敵な美術館をピックアップしてご紹介します。
①富山市ガラス美術館 / 建築家: 隈研吾

世界的建築家の隈研吾氏は、
木や自然素材を活かしたデザインで知られています。
訪れたガラス美術館は、県産材ルーバーから差し込む、
やわらかな光がとても心地よく、
どの角度からも楽しめる、圧巻の空間でした。
②犬島精錬所美術館 / 建築家:三分一博志
瀬戸内海の島々を舞台にした「ベネッセアートサイト直島」。
今年は、アートサイトのプロジェクトの1つ、犬島を訪れました。

1909年に建設された犬島製錬所は、
銅価格の大暴落によってわずか10年で操業を終えました。
近代化産業の負の遺産であった建物を、
自然エネルギーを活用し、建物そのものをアートとして蘇らせました。
訪れたのは、真夏の8月でしたが、
館内はエアコンが無いにも関わらず、
涼しい風と心地の良い気温が保たれていました。
③ポーラ美術館 / 建築家:日建設計 安田幸一
箱根の森の中に、埋め込まれるように立つポーラ美術館。
周囲の豊かな自然環境を傷めないよう、
建物の地上高は約8メートルに抑えられています。
地下の展示フロアにも、
ガラスの天井や吹き抜けから自然光が差し込みます。
中にいても、外の自然と繋がっているように感じる、
正に、その地の環境を基盤に設計されていました。


④芹沢銈介美術館 / 建築家:白井晟一

あまり、建物の写真は記録を残していなかったのですが、、、
このテーマで美術館を振り返ったときに、
載せずにはいられなかった美術館です。
静岡市民として、人間国宝、芹沢銈介と同郷であることは、
とても誇りに感じます、、、。

建物は、重厚な石積みの外壁が並び、
洞窟に入っていくようなエントランスが迎えます。
随所の、庭園を望める景色は美しく、
内観は暗さの中に、木格子や勾配の天井など奥行きを感じる構成が特徴的でした。
建築において、どんな建物でも、
土地・予算の条件が必ずあります。
制約となるのか、むしろプラスになるのか。
周囲の自然環境を取り込む建築物は、唯一無二となり、
空、光、風、木、水、私たちの心に浸透する要素とは、
やはり自然物なんだと実感します。
住宅建築も、そうあるべきです。
どこで建てても、同じ。誰が住んでも、同じ。
今、日本の住宅業界はそんなお家であふれてしまっているように感じます。
注文住宅は、
「その土地でしか建てられない」「その人しか住めない」
お家であるべきだと思います。
私たちは、普通のお家づくりはしません。
それは、標準仕様の素材を見れば、
なるほど、と実感していただけるはずです。
是非nattoku住宅の、非日常のような特別な空間で、
素敵な日常をお送りください。