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2026.09.04
「建てる会社」ではなく、「守ってくれる会社」を選ぶ時代へ。
「建てる会社」ではなく、「守ってくれる会社」を選ぶ時代へ。
こんにちは!
nattoku住宅 富士店の横山です。
今日は、あるニュースについて私なりの考えをお伝えできればと思います。
家を建てた会社が、10年後、20年後も当たり前のようにそこにいてくれる。
家づくりをするとき、多くの方がなんとなくそう思っているのではないでしょうか。
でも今日、住宅業界にいる人間として、少し考えさせられるニュースがありました。
大和ハウス工業が、新築戸建住宅事業の展開エリアを大きく見直すというニュースです。
報道によると、23道県で新築戸建住宅の新規販売から撤退し、今後は東京や大阪など需要の強い都市圏へ経営資源を集中。
さらに、自由設計の注文住宅については5,000万円以上に絞っていく方針とも報じられています。
私自身このメーカーで職人として働いていたこともあり、
正直、このニュースを見たとき、
「住宅業界も、いよいよこういう時代に入ってきたんだな」
と思いました。

家は、完成したその日から、本当のお付き合いが始まります。
経営判断として考えれば、理解できる部分もあります
今回の判断を、
「大手なのに無責任だ」
と簡単に批判するつもりはありません。
日本では人口減少が続き、地域によって住宅需要にも大きな差が出ています。
さらに、建築資材や人件費も上がっています。
企業である以上、利益を出し、会社を存続させていかなければなりません。
需要が強く、収益性の高い都市部へ人材や経営資源を集中させる。
経営という視点だけで見れば、合理的な判断なのだと思います。
実際、大和ハウス工業の正式発表でも、市場環境の変化に対応し、都市圏を中心に経営資源を重点配置していくことが示されています。
だから、今回の判断そのものを否定したいわけではありません。
でも、お客様をど真ん中に置いて考えたら?
ここで住宅営業として、どうしても考えてしまうことがあります。
家って、建てて終わりの商品ではないですよね。
むしろ、お引き渡しをした日から、
10年、20年、30年……
長いお付き合いが始まります。
家族が増れることもある。
子どもが成長する。
設備が壊れることもある。
外壁や屋根など、メンテナンスが必要になる時期もやってくる。
そして、いつかその家をお子さんへ引き継ぐことだってあるかもしれません。
そう考えると、
「どこの会社で建てるか」
ということと同じくらい、
「建てたあと、誰がこの家を守ってくれるのか」
ということが大切なんじゃないかと思います。

お引き渡しは、ゴールではなくスタート。私たちは本当にそう思っています。
今回、大和ハウスはアフターサービスから撤退するわけではありません
ここは誤解のないように、きちんと書いておきたいと思います。
今回の発表では、新築戸建住宅の販売エリアを縮小する一方で、既存のオーナー様へのアフターサービスについては、今後も全国で継続するとされています。
むしろ住宅ストック事業を再編し、47都道府県で住まいの相談に対応できる体制をつくっていく方針です。
なので、
「新築から撤退する=建てたお客様を放っておく」
という話ではありません。
ただ、それでも私は今回のニュースを見て、
「住宅会社を選ぶ基準は、これから変わっていくかもしれない」
と感じました。
「大手だから安心」だけでは、判断できない時代
これまで家づくりでは、
「大手だから安心」
という言葉をよく耳にしてきました。
もちろん、会社規模が大きいことにはたくさんのメリットがあります。
資本力もありますし、全国規模のネットワークもあります。
でも今回のニュースを見ても分かるように、
大企業だからこそ、市場環境が変われば大きな経営判断をすることもあります。
それ自体は企業として当然のことです。
だからこれからは、
「会社が大きいか、小さいか」だけではなく、
その会社が“住宅”という仕事をどう考えているのか。
そこまで見て住宅会社を選ぶことが大切になるのではないでしょうか。
私たちnattoku住宅は、静岡で家をつくっています
私たちnattoku住宅は、静岡という地域に根を張って家づくりをしています。
東京でも大阪でもなく、
私たちのお客様が暮らしている、この静岡で。
富士市をはじめ、実際にその土地を見て、
この土地ならどこから光が入るのか。
どんな風が吹くのか。
どこから富士山が見えるのか。
そして、このご家族がこの場所でどんな暮らしをしていくのか。
そんなことを一つひとつ考えながら家をつくっています。

この土地で、このご家族が暮らす。その一邸のために考えることを大切にしています。
家は「商品」だけではないと思っています
住宅業界にいると、
販売棟数。
売上。
シェア。
利益率。
いろいろな数字を目にします。
もちろん会社として、数字はものすごく大切です。
会社が存続しなければ、お客様の家を守り続けることもできません。
だから、経営とお客様への想い。
どちらか一方だけではダメなんだと思います。
ただ、私は営業として、
目の前に座っているご家族を「一棟」という数字だけで見たくありません。
ご主人がどんな仕事をしていて、
奥様がどんなキッチンに憧れていて、
お子さんがどこで遊んで、
この家でどんな思い出をつくっていくのか。
そこまで知った上で、一緒に家をつくっています。
だからこそ、お引き渡しをした瞬間に、
「はい、終わりです」
なんて、やっぱりできないんですよね。
最後まで「建てる・守る」を貫ける会社でありたい
これから日本の住宅市場は、もっと変わっていくと思います。
人口は減り、建築コストは上がり、住宅会社側も今までと同じ経営を続けることは難しくなっていくかもしれません。
大手メーカーも、地域の住宅会社も、それぞれが生き残るための選択を迫られていく。
そんな時代だからこそ、
私は改めて、
「誰が家を建てるのか」だけではなく、
「誰がその家を守り続けるのか」
が大切だと思っています。

私たちnattoku住宅も、これから先ずっと変わらないとは言えません。
会社も成長していかなければいけない。
時代にも合わせていかなければいけない。
でも、変えてはいけないものもあると思っています。
それは、
目の前のお客様をど真ん中に置いて、家をつくること。
そして、
自分たちが建てた家を、最後まで守ること。
家は、建てて終わりではありません。
そこから、ご家族の何十年という暮らしが始まります。
だから私は、
「どこが一番売れているのか」
「どこが一番大きな会社なのか」
だけではなく、
「この会社と、この人たちと、20年後も付き合っていたいと思えるか」
そんな視点でも住宅会社を見ていただきたいと思っています。
今日のニュースを見て、
住宅という仕事に携わる一人として、
最後まで「建てる・守る」を貫ける会社でありたい。
そして、自分自身もそんな仕事をしていきたい。
改めて、そう感じました。
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