スタッフブログ
2026.09.03
ずっと「好き」でいられる家をつくりたい
ずっと「好き」でいられる家をつくりたい
こんにちは。
nattoku住宅の横山です。
みなさん、いきなりですが質問です。
家を建てて10年後。
その家を見て、今と同じように「この家、好きだな」と思えるでしょうか?
家づくりをしていると、どうしても完成した瞬間の「かっこいい」「おしゃれ」に目がいきます。
Instagramを開けば、素敵なお家がたくさん出てきますし、
「こんなLDKにしたい!」
「こんな外観がいい!」
と夢が膨らむ時間も、家づくりの楽しさの一つですよね。
でも、私はお客様の家づくりに携わる中で、最近よく思うことがあります。
本当にいい家って、完成した瞬間が一番好きな家ではなくて、住んでからもっと好きになっていく家なんじゃないか。
今日は、そんな「家のデザイン」について少し書いてみようと思います。

「おしゃれな家」と「ずっと好きな家」
お客様とお話をしていると、
「せっかく注文住宅を建てるなら、おしゃれな家にしたいです!」
と言っていただくことが本当に多いです。
もちろん、私もそう思います(笑)
一生に一度になるかもしれない家づくりですから、どうせならかっこいい家、友達にも自慢したくなるような家にしたいですよね。
ただ、いろいろなお客様の家づくりに携わってきて思うのは、
「おしゃれな家」と「ずっと好きでいられる家」は、少し違うのかもしれない。
ということです。
なんとなく「好き」には、ちゃんと理由があります
完成したお家をご案内していると、玄関に入った瞬間に、
「わぁ、いいですね!」
と言っていただけることがあります。
まだ間取りの説明もしていない。
使っている素材の話もしていない。
それでも、なんとなく「いい」と感じる。
私は、この感覚ってすごく大事だと思っています。
例えば、
玄関の先にテラスが見えて、実際の広さ以上に開放的に感じたり。
リビングの大きな窓から、外の景色がきれいに見えたり。
キッチンに立つと、リビングで遊んでいるお子さんが自然と目に入ったり。
夕方になると、塗り壁に光が当たって、昼間とはまた違った表情を見せてくれたり。
一つひとつを見ると、本当にちょっとしたことなんです。
でも、その「ちょっとしたこと」を設計の段階から積み重ねていくことで、
「なんか、この家好きだな」
という感覚につながっていくんだと思います。

玄関を開けた瞬間、視線がその先までスッと抜ける。数字上の広さだけではなく、「どう感じるか」まで考えるのも設計の一つです。
私は「何帖ほしいですか?」だけでは決めたくありません
もちろん、家づくりでは広さも大切です。
LDKは何帖欲しいのか。
収納はどれくらい必要なのか。
子ども部屋はいくつ必要なのか。
こういった話も当然します。
でも、それだけで間取りを決めてしまうのは、少しもったいないと思っています。
私がお客様に聞きたいのは、
「新しい家で、どんな時間を過ごしたいですか?」
ということです。
休みの日に家族でゆっくり朝ごはんを食べたい。
友達を呼んでBBQをしたい。
子どもがリビングで遊んでいる姿を見ながら料理をしたい。
夜、少し照明を落として夫婦でお酒を飲みたい。
家族によって、理想の暮らしは本当にバラバラです。
だからこそ、同じような家を何棟もつくるのではなく、
そのご家族の生活を聞きながら、一緒に家を考えていく。
私は注文住宅の一番楽しいところは、ここだと思っています。

「何帖あるか」だけではなく、「ここで家族がどう過ごすのか」。間取りを考えるときに、私たちが大切にしていることです。
富士市で家づくりをしていると、土地から教えてもらうこともあります
私は普段、富士市を中心にお客様の土地を見ることも多いのですが、実際に現地へ行くと、図面だけでは分からないことがたくさんあります。
「あ、ここから富士山が見えるんだ」
とか、
「こっちに窓をつけたら、朝気持ちよさそうだな」
とか。
逆に、
「こっちは道路からの視線が気になるから、窓の取り方を工夫した方がいいな」
ということもあります。
土地は一つとして同じものがありません。
だから私は、その土地のいいところをできるだけ見つけて、家の中に取り込んであげたいと思っています。
せっかく静岡で、富士市で家を建てるなら、
その場所だからできる暮らしを楽しんでもらいたい。
家だけを見るのではなく、土地も含めてデザインする。
それも注文住宅だからできることだと思います。

窓は、ただ光を取り入れるためだけのものではありません。その土地にある景色を、暮らしの一部にすることもできます。
流行も大事。でも、それ以上に大事なこと
最近はInstagramやPinterestなどを見ながら家づくりをされる方も多いですよね。
ホテルライクだったり、北欧テイストだったり、ジャパンディだったり。
私もお客様から画像を見せてもらうことがよくあります。
「横山さん、こんな感じにしたいです!」
と言われると、こちらも結構ワクワクします(笑)
もちろん、流行を取り入れることも家づくりの楽しさの一つです。
ただ、一つだけ大切にしていることがあります。
それは、
「流行っているから」ではなく、本当にそのご家族が好きなのか。
ということ。
家は、完成したときだけかっこよければいいものではありません。
5年後も、10年後も、20年後も住み続けます。
だからこそ、
「今流行っているからこれにしましょう!」
ではなく、
「これ、本当に好きですか?」
というところまで、一緒に考えたいんです。



流行をそのまま取り入れるのではなく、「好き」をそのご家族らしい形にしていく。それが注文住宅の面白さだと思います。
少しくらい傷がついたって、それもいい
これは私個人の考えですが、
家は完成した日が100点で、そこから古くなっていくものではないと思っています。
例えば、無垢の床。
住んでいけば、当然少しずつ傷もつきます。
お子さんがおもちゃを落とすこともあるでしょうし、椅子を引きずってしまうこともあると思います。
でも何年か経ったとき、
「この傷、あのときについたやつだね(笑)」
なんて家族で話せたら、それも素敵じゃないでしょうか。
無垢材は、時間とともに色や艶も少しずつ変わっていきます。
新品のときとはまた違った表情になっていく。
家族と一緒に、家も少しずつ変わっていく。
私は、そんな家もすごく好きです。

「やっぱり、この家が好き」と言ってもらえる家に
私たちがつくりたいのは、
完成した瞬間だけ、
「すごい!」
と言ってもらえる家ではありません。
もちろん、完成したときにも感動してもらいたいです(笑)
でも、それ以上に嬉しいのは、
何年か経ってお客様のお家に伺ったときに、
「やっぱり、この家にしてよかったです」
と言っていただけること。
営業として、これ以上嬉しい言葉はないと思います。
デザインも、素材も、間取りも大切です。
でも、その先にあるのは全部「暮らし」です。
朝起きてリビングに入ったとき。
家族みんなでご飯を食べているとき。
子どもが走り回っているとき。
仕事が終わって家に帰ってきたとき。
そんな何気ない毎日の中で、
「この家、やっぱり好きだな」
と思ってもらえる。
私は、そんな家をつくりたいと思っています。

これから家づくりを始める方には、
「どんな家にしよう?」
だけではなく、
「この家で、家族とどんな時間を過ごしたいだろう?」
ということも、ぜひ考えてみてほしいです。
そこから考えていくと、家づくりはもっと楽しくなると思います。
そして、その答えを一緒に探していくのも、私たちの仕事です。
一生に一度になるかもしれない家づくり。
せっかくなら、完成までの時間も楽しみながら、
10年後、20年後にも「この家が好き」と言える住まいを、一緒につくっていきましょう。
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