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2025.12.30

Re:スパイスさんちの家づくり・其の22 〜10年後のアンサー〜

浜松店店長 コンシェルジュ

工藤 勝久

みなさん、

こんにちは!こんばんは!

いつもお世話になっております。

浜松店コンシェルジュの工藤です☺


約10年前、

私はこんなタイトルでブログを書いていました。

「棟を上げる・・・。あっ!だから上棟って言うのかっ!!」

↑↑↑クリック

と、わざとらしい一文から始まった回です。(猛爆)

上棟という節目に、

なぜあんなにワクワクしていたのか。

改めて読み返すと、

その理由が少しずつ分かってきます。


10年前の自分へ

2月6日(金)、大安吉日。

朝から晴天に恵まれた上棟日。

前日の土台敷きから続いて、

いよいよ家の屋根の一番高いところ

“棟木(むなぎ)”が取り付けられる日でした。

そして私は、

家族でその棟木に一筆を記念に書き込んでいます。Nattoku

単なる「落書き」と言いながらも、

その一筆には、10年先まで続く

“家族の時間”への願いが込められていました。


棟木が空へ上がる瞬間

レッカーに吊られて、

空高く上がっていく棟木。Nattoku

あの時、

私達はただ見上げていたのではなく、

「この家の一番高い場所に、自分たちの想いを乗せた」

そんな気持ちで立っていたのではないでしょうか。

棟木は、

これから続く工程の中で

屋根や内部に覆われ、

住宅としての形が整っていくと

だんだん見えなくなっていきます。Nattoku

でも、

あの瞬間に乗せた言葉や願いは、

いつまでも、記憶の中で輝いています。


写真に写らなかったもの

ブログには、

棟木を上げるたくさんの写真が並んでいます。

でもその写真の外側には、

  • 構造材の匂い

  • 家族みんなの笑顔

  • ちょっと照れたような会話

  • 大工さんの頼もしい手つき

  • 少し緊張したけれど確かな達成感

そんな時間が確かにありました。

10年前の私は、

そのすべてを一つひとつ

心で受け止めていました。


今の自分からの返事

10年前の自分へ。

棟木に描いた一筆は、

ただの落書きではありません。

その瞬間、

あなたは自分の暮らしの頂点を、

自分自身の手で“刻んだ”のです。

あの時の屋根の高さと、

空の青さと、

家族の声と、

少し照れくさい空気は、

10年経った今でも、

この家に帰るたびに

ふっと思い出せる記憶になっています。

家創りの物語は、

“カタチが見える前”でも

“カタチが見えたあと”でもなく、

その過程の一つひとつに

自分たちの時間が重なっていくこと


だと、今ならはっきり言えます。


そして、まだ続く時間へ

其の22の後は、

屋根と小屋組みの完成、

サッシの取り付け、

家の内側が見えてくる工程へと進みます。

10年前の私は、

まだその続きを

“自分の手で書き込む”気持ちで、

現場に足を運んでいました。


10年分の時間を手にした今、

もう一度、あの続きを。

Re:其の23—— まだ続きますが。また来年・・・


コンシェルジュ 工藤

浜松店店長 コンシェルジュ

K.Katsuhisa 工藤 勝久

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