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2025.12.30

Re:スパイスさんちの家づくり・其の21 〜10年後のアンサー〜

浜松店店長 コンシェルジュ

工藤 勝久

みなさん、

こんにちは!こんばんは!

いつもお世話になっております。

浜松店コンシェルジュの工藤です☺


約10年前、

私はこんな書き出しでブログを書いていました。

「上棟おめでとう!って言われると、なんとなく照れる・・・。」

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今読み返すと、

この“照れる”という言葉が、

当時の気持ちを一番よく表している気がします。


10年前の自分へ

見学会の会場で、

オーナーさんや仲間から

「上棟おめでとう!」

そう声をかけられて、

嬉しいけれど、どこか落ち着かない。

自分のことなのに、

自分のことじゃないような。

あの時の私は、

そんな感覚だったのではないでしょうか。

家は仕事として

何百軒も見てきた。

でも、

「自分の家が上棟した」と言われるのは、

まったく別の感情でした。


建前の朝の景色

2月5日。

自宅から現場へ向かう途中、

遠くに見えたレッカー車。

「あそこだ」

その黒く細長い影の真下で、

自分の家が建ち始めている。

その事実だけで、

胸の奥が少し熱くなったはずです。


目の前で変わっていく家

1本目の柱を建てたあと、

ほんの30分、現場を離れただけなのに、

戻ってくると、もう梁が掛かっている。

朝は小雨。

でも、気づけば雨は止み、

作業はどんどん進んでいく。

大工さん8人での建前。

次々と組まれていく梁。

足場の向こうに、

「回遊できるバルコニー」の輪郭が見え始める。

このスピード感に、

わくわくしながら、

少し置いていかれながら、

それでも目が離せなかった。


上から見た景色

2階の梁の上から見た景色。

あの高さから見た空と街は、

今でもはっきり覚えています。

「ここが、これからの暮らしの高さなんだ」

そんな感覚が、

体の奥にストンと落ちてきた瞬間でした。


家族と一緒に残した時間

夕方、

子どもたちと一緒に

家の前で撮った写真。

レッカーに乗せてもらい、

はしゃぐ子どもたち。

この時間は、

建前という工程の中で、

一番“暮らし”に近い時間だったのかもしれません。


今の自分からの返事

10年前の自分へ。

「上棟おめでとう」と言われて、

照れていたあなた。

あの照れは、

遠慮でも、謙遜でもなく、

本気で大切にしていた証だったと思います。

仕事として知っている家創りと、

自分の人生として建つ家創り。

その境界線に立っていたからこそ、

どこか素直に喜びきれなかった。

でも、その感覚は、

10年経った今も、

この家の中にちゃんと残っています。


そして、まだ続く時間へ

この日は、

前建ての一日目。

翌日には、

いよいよ本当の意味での「上棟」が待っています。

10年前のあなたは、

まだその景色を知りません。


10年分の時間を手にした今、

もう一度、あの続きを。

Re:其の22 、まだまだまだ続きます。


コンシェルジュ 工藤

浜松店店長 コンシェルジュ

K.Katsuhisa 工藤 勝久

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